★担当ライター:ひつじ。
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ひつじ。です。
こんにちは。
今日はアジア各国の言葉で「お会計お願いします」はどのように言うのかまとめてみたいと思います。
屋台での食事文化が根強いアジアの国々らしく屋台とレストランで「お会計お願いします」の言い方が異なります。このまとめでは、それら2つの場面での言い方をそれぞれ紹介していきたいと思います。
タイ語
まずはタイ語。
- レストラン:「チェックビンドゥアイ」
- 屋台:「ゲップタンドゥアイ」
前者の「チェックビン」について少し説明すると、チェックは英語の「check」に由来し、 ビンは「bill」に由来しています。レシートなどが発行されるレストランなどで使われ、外来語に由来する言葉であることから、比較的最近できた言い方だと予想します。
後者の「ゲップタン」は直訳すると、「お金を取る」という意味。レシートが発行されない屋台では、文字通り「お金」を取るだけでお会計ができちゃいますからね。「タン」は「サターン」という1バーツよりさらに下のお金の単位です。日本でいうところの「銭」ってやつですね。今ではこの「サターン」が屋台で使われることはありませんが、言葉だけは今も広く使われています。
韓国語
- レストラン:「ヨギケサニヨ」
- 屋台:「イゴオルマエヨ?」
後者になぜ「?」がついてるかというと、「お会計お願いします」と言う意味ではなく、「これいくらですか?」という質問だからなんですね。屋台や市場では値段が決まっていない場面に多々出くわすので、このフレーズを覚えておくと生活がぐっと便利になると思います。
中国語
お次は中国語。
- レストラン:「结账 jié zhàng ジエジャン(中国標準語)」
- レストラン:「买单 mǎi dān マイダン(中国カントン語由来)」
- 屋台:「多少钱 dūo shǎo qián ドゥオシャオチェン?」
こちらも韓国語と同じく、屋台では「これいくらですか?」いう表現を使うみたいですね。面白いのはレストランでもさらに2通りの言い方があって、中国標準語と中国カントン語由来の言葉に別れるみたいですね。うん、中国も広いですからね。なかなか興味深い。
ミャンマー語
お次ミャンマー。
- レストラン:「シンメー」
- 屋台:「バラウレー?」
はい、こちらも同じパターンで、屋台では「これいくらですか?」という表現を使います。さすがアジア、共通する表現がたくさんあります。
インドネシア語
最後にインドネシア。
- 屋台:「ミンタ ボン」
- レストラン:「ミンタ ビル」
こちらの記事によると、「ミンタ ボン」という言い方は少し古い言い方で、今はあまり一般的ではないとのこと。通じるには通じるみたいですが、現在一般的に使われている「ミンタ ビル」という言い方を使ったほうが良さそうですね。
まとめ
こんな感じで、アジアの国々にはレストランと、屋台で「お会計お願いします」の言い方が少しづつ違います。屋台文化が残る国々独特の文化であり、興味深く、これからもずっと残っていって欲しい言葉たちですね!
旅や出張、滞在するときにはまずこれらの言い方を覚えてしまって、スムーズに食事ができるようになるとさらに楽しくなってくると思います。
ひつじ。
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