世界には色々な言語がありますが、どの言語でも挨拶はとても重要です。中国語は、発音は難しいですが、漢字文化圏ですので日本人も学習しやすい言語です。
ここでは中国語で「おやすみ」「良い夢を」「また明日」などの言い方をご紹介致します。
「おやすみなさい」の表現
【おやすみなさい】
晚安(wǎn ān/ワンアン)
とても使いやすい一般的な「おやすみなさい」の表現です。口語表現で言うことは少ないですが、若い中国や台湾などの人たちは口語でも使っています。インターネット上のSNSなどでも、先に寝るので返信が返せないよと言う意味で、「晚安」を使ったり、これから寝る人に向けて使ったりします。
【ゆっくり寝てくださいね】
好好儿睡吧(hǎo hǎo ér shuì ba/ハオハオアーシュエパ)
こちらは、これから寝る人に向かっての「おやすみなさい」の表現です。「ゆっくり~してください」と言いたい時、中国語ではよく「好好~吧」を使います。好好は「ゆっくり」「たっぷり」などの意味があります。お疲れの人に向けて言うといいでしょう。
【眠いのでお先に寝ます】
我困了,先睡了。(wǒ kùn le,xiān shuì le/ウォークンラ、シャンシュイラ)
「~なので~します」は、本来は「因为~所以」(yīn wèi ~suǒ yǐ/インウェイ~スオイー)を使いますが、短い文の場合は省略します。「眠いので先に寝ますから(おやすみなさい)」というときは、こちらを使うと便利です。ここでの了は、過去形の意味ではありません。
「良い夢を」の表現
【良い夢を見てね】
好梦(hǎo mèng/ハオモン)
こちらはとてもポピュラーな「良い夢を」の表現です。先に寝る人に向けて、「良い夢を見てね」と言いたいときに使えます。梦は日本の漢字では夢で、繁体字ですと夢となります。簡体字では少し文字が略されていますが、だいたい想像がつくかと思います。
【良い夢を見てください】
做好梦(zuò gè hǎo mèng/ツオハオモン)
この表現も「良い夢を」で、好梦とはニュアンスもあまり異なりません。做という漢字は、「~を作る」という意味がありますので、料理をするときも「做菜(zuò cài/ツオツァイ)」または「做料理(zuò liào lǐ/ツオリャオリー)」のように使います。ですので、直訳すると、「良い夢を作ってください」になってしまいますが、意味としては「良い夢を」になります。
「また明日」の表現
【また明日】
再见(zài jiàn/ツァイチェン)
また明日会いましょうや、さようならという意味がある表現です。次の日に会うことがわかっている場合も、こちらを使います。中国語では见(日本の漢字では見)が「会う」という意味になります。とても一般的な表現ですので覚えておいて損はありません。
【また明日会いましょう】
明天见(míng tiān jiàn/ミンテンチェン)
中国語では、明天は明日という意味です。ちなみに、昨日は昨天(zuó tiān/ツオテン)と言います。また明日会いましょうといいたいときは、こちらを使うこともおすすめ致します。
【私たちはまた明日会いましょう】
我们明天再见吧(wǒ mén míng tiān zài jiàn ba/ウォーメンミンテンツァイチェンパ)
私たちは、中国語では我们を使います。「~しましょう」と誘うときなどは、「~吧」を使います。
さいごに
中国語で「おやすみ」「良い夢を」「また明日」などの表現を紹介させて頂きました。中国語圏の方とお友達になった際に、少しでも中国語で挨拶をしたい!という方はぜひ使って見てくださいね!
★担当ライター:中原流花さん
★プロフィール:大学院修士課程修了後に東南アジアで5年勤務。現在は兼業主婦として在宅のフリーライター、翻訳業に従事。英語、中国語、ロシア語を話す台湾人クウォーターです。趣味は温泉巡り。
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