対面や電話等、別れ際や会話の最後に必ず使う挨拶「バイバイ」「さようなら」「また今度」。では、さっそくインドネシア語で紹介していきたいと思います。
インドネシア語で「バイバイ」
Dada~(ダダ~)
直訳すると「手を振る」という動作のことですが、手を振りながら「Dada~(ダダ~)」と言うことで、「バイバイ」という意味になります。職場の同僚や友達には、省略して手を振りながら「Da~(ダァ~)」でもOKです。今は、インドネシアでも英語で「Bye bye」という人も多いので、そちらのほうが使いやすいですね。
インドネシア語で「さようなら」
Selamat Jalan(スラマッ ジャラン)
見送る人(その場に残る人)が使います。「Jalan(ジャラン)」は「歩く」という意味があり、その場から立ち去る人に道中気を付けてといったニュアンスです。
Selamat tinggal(スラマッ ティンガル)
見送られる人(その場から立ち去る人)が使います。「Tinggal(ティンガル)」は「住む」という意味があります。
Selamat Jalan(スラマッ ジャラン)
と
Selamat tinggal(スラマッ ティンガル)
は、誰かがその場に残る場合のみ使います。例えば、誰かの家に遊びに行った時、飛行機や電車でどこかに行く人を見送る時です。友達とどこかに一緒に出掛けて、そこからお互い家に帰る時は、「Selamat Jalan(スラマッ ジャラン)」と「Selamat tinggal(スラマッ ティンガル)」は使わないので注意しましょう。その場合は、「Dada~(ダダ~)」かこの後紹介する「Sampai jumpa lagi(サンパイ ジュンパ ラギ)」を使います。
Pamit ya(パーミッ ヤ)
口語でよく使うスラングで、「先に失礼するね」といった感じの意味です。スラングですが、軽い感じではなく、年上の人に使っても大丈夫です。会社でミーティングが終わって、会議室等から離れる時にも使えます。
インドネシア語で「また今度」
Sampai jumpa lagi.(サンパイ ジュンパ ラギ)
「Sampai jumpa(サンパイ ジュンパ)」で「またね」という意味で、それだけで使ってもOKです。「Lagi(ラギ)」が「今度」という意味になります。なので、「Sampai jumpa(サンパイ ジュンパ)」の後に、「明日」という意味の「Besok(ベソッ)」を付ければ、「Sampai jumpa besok(サンパイ ジュンパ ベソッ)」で「また明日」となります。
番外編
別れ際の挨拶とは少し違いますが、カスタマーサービスに電話で問い合わせをしたり、銀行のカウンターで対応してもらう際、会話の始まりと要件が終わった後に挨拶で終わることがあります。インドネシア語の挨拶は、4つあります。
【おはよう】
Selamat pagi(スラマッ パギ)
【こんにちは】
Selamat siang(スラマッ シアン)
Selamat sore(スラマッ ソレ)
【こんばんは】
Selamat malam(スラマッ マラム)
朝であれば「おはようございます」という「Selamat pagi(スラマッ パギ)」から会話が始まり、要件がすむと「Teri Makasih, slamat pagi(テリマカシ、スラマッ パギ)」日本語にすると少し変な感じがしますが、「有難うございました、おはようございます」で会話が終了します。ハワイで会話の始まりと終わりに「Aloha(アロハ)」という感じと同じです。
まとめ
「Selamat Jalan(スラマッ ジャラン)」と「Selamat tinggal(スラマッ ティンガル)」は、日本語にはないニュアンスなので、使うにはちょっとハードルが高いでしょうか?私もこの言葉は知っていますが、実際に使ったことはない気がします…。使いやすい単語から挑戦してみて下さい!
★担当ライター:Putu Sariさん
★プロフィール:アメリカの大学卒業後、ホテリエとして日本、バリ島で勤務。バリ島で出会ったインドネシア人と結婚し、現在バリ島在住の2児の母。
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