アジアンリゾートあるあるかもしれませんが、バリ島では観光地を歩いていると「可愛いねぇ」とか「キレイねぇ」とインドネシア人から日本語で声をかけられます。嫌な気はしませんが、せっかくなら好きな人に言われたいですよね。
そこで今回は、インドネシア語で「可愛い」「キレイ」「美しい」を見ていきましょう。
「可愛い」
Lucu(ルチュ)
子供か動物にのみ使う言葉で、「可愛い」という意味になります。大人に使うと「おかしい」という意味になってしまうので、気を付けて下さい。女子高生が「可愛い~!」というかんじのテンションで、「Lucu~~!(ルチュ~~!)」というとバッチリです。
Manis(マニス)
「甘い」という意味ですが、「Anak manis(アナッ マニス)」で「可愛い子」という意味で使います。子供に言うことが多いですが、大人にも使えます。大人に使う場合は。「Kamu manis(カム マニス)」で「あなた、可愛いね」となります。
「キレイ」
Cantik(チャンティッ)
インドネシア人曰く本来は人に使っていた単語ですが、現在はアクセサリーや洋服等の物にも使うようになってきたそうです。人に使う際は、子供から大人まで誰にでも使えます。最後の「K」は、はっきり発音しないようにしましょう。
「美しい」
Anggun(アングン)
「美しい」の中でもエレガントといった意味合いで使います。「Wanita itu kelihatan anggun.(ワニタ イトゥ クリハタン アングン)」で「あの女の人、美しいね」となります。
Mempesona(ムンプソナ)
「Anggun(アングン)」と意味、使い方は同じです。「Wanita itu kelihatan mempesona.(ワニタ イトゥ クリハタン ムンプソナ)」と最後の単語を「Mempesona(ムンプソナ)」に変えるだけで「あの女の人、美しいね」という意味になります。
Indah(インダ)
絵画やアクセサリー等の物や場所が「美しい」という際に使います。「Bunga yang indah(ブンガ ヤン インダ)」で「美しい花」という意味。人の全体的な見た目には使いませんが、髪の毛、目といったその人の部分的なところが「美しい」という際は、「Indah(インダ)」を使ってもOKです。
「Indah(インダ)」に「 permai(プルマイ)」が付くと場所、景色のみに使い、人や物には使わないので注意しましょう。その場合は、「場所又は景色 yang indah permai(場所又は景色 ヤン インダ プルマイ)」のように使います。
番外編
Bersih(ブルシ)
「キレイ」の中でも整頓されていてキレイ、掃除をされていてキレイという意味で、場所や物に使います。「Kamar bersih(カマール ブルシ)」で「キレイな部屋」という意味になります。
人に使う場合もありますがその場合は見た目ではなくイメージに使います。政治家のイメージによく使われて、「Politisi bersih(ポリティシ ブルシ)」で「キレイな政治家=クリーンな政治家」となります。
さいごに
「可愛い」「キレイ」「美しい」は、言われるとうれしい言葉だと思うので、どんどん使ってみてください!
★担当ライター:Putu Sariさん
★プロフィール:アメリカの大学卒業後、ホテリエとして日本、バリ島で勤務。バリ島で出会ったインドネシア人と結婚し、現在バリ島在住の2児の母。
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