こんにちは。
今回のテーマは、行事や人生の転機などの場面で使われているお祝いの言葉「おめでとう」を取り扱いました。毎日使うフレーズではありませんが、大切な言葉ばかりなので最後までご覧ください。
- ドイツ語で「新年おめでとう」
- ドイツ語で「お誕生日おめでとう」
- ドイツ語で「クリスマスおめでとう」
- 色んなシーンで使える「おめでとう」
- ドイツ語で「昇進おめでとう」
- ドイツ語で「卒業おめでとう」
- ドイツ語で「成功おめでとう」
- まとめ
ドイツ語で「新年おめでとう」
「あけましておめでとう」のフレーズです。ちなみに、年末に使われる「良いお年を」という挨拶をドイツ語で聞いたことがありますか? 「Einen guten Rutsch ins neue Jahr.(アイネン グーテン ルッチ インツ ノイエ ヤー)」「新年に向けてスムーズに滑り込めますように」という面白いフレーズなんですよ。
ドイツ語で「お誕生日おめでとう」
Glückwunsch zum Geburtstag!(グリュックヴンシュ ツム ゲブルツターク)
「Glückwunsch」は「おめでとう」の意味。この単語に続く言葉を変えることで、さまざまなシチュエーションに合うお祝いの言葉を作ることができます。
Alles Liebe zum Geburtstag!(アレス リーベ ツム ゲブルツターク)
誕生日を迎える人に、「たくさんの愛しい人に囲まれて過ごせますように」「たくさんの愛を込めて」というメッセージを伝えられる一文です。
ドイツ語で「クリスマスおめでとう」
Frohe Weihnachten!(フローエ ヴァイナハテン)
ドイツ語圏の国では、クリスマスの時期になるとこのメッセージが書かれたポストカードや焼き菓子を見ることができます。このフレーズを使う際に気をつけたいことは、ドイツ語圏に住んでいる人は多国籍で宗教も様々ということ。特にビジネスシーンや不特定多数に向けて言うときは、「Schöne Feiertage!(シューネ ファイアーターゲ)」=「素敵な休日を!」が好まれる傾向にあります。
色んなシーンで使える「おめでとう」
Alles Gute!(アレス グーテ)
「良いことがたくさんありますように」という意味で、人に「おめでとう」を言うときにはいつでも使えます。
Herzlichen Glückwunsch!(ヘルツリッヒェン グリュックヴンシュ)
「心からおめでとう」を言いたいときによく使用されています。
Frohe Ostern!(フローエ オスターン)
ドイツ語圏で大切なお祝い事といえば、イースター。イースターの時期には長期の休暇になるため、休暇の直前にこの言葉が飛び交います。
ドイツ語で「昇進おめでとう」
Gratuliere zur Beförderung!(グラトゥリエレ ツア ベフェーダルング)
「gratulieren(グラトゥリエレン)」とは、努力の結果何かを得たことに対するお祝いの単語です。仕事を頑張って成果を出した結果、昇進することができるので、この言葉がぴったりですね。
Glückwunsch zur Beförderung! (グリュックヴンシュ ツア ベフェーダルング)
こちらのバリエーションも使うことができます。
ドイツ語で「卒業おめでとう」
Gratuliere/Glückwunsch zum Abschluss! (グラトゥリエレ/グリュックヴンシュ ツム アップシュルス)
先ほどの昇進のフレーズと同じニュアンスですね。ただ単に「おめでとう」と言いたいときや、卒業に対する祝辞だと明白なときは「Gratuliere!」や「Glückwunsch!」だけでも大丈夫です。
ドイツ語で「成功おめでとう」
Gratuliere/Glückwunsch zum Erfolg!(グラトゥリエレ/グリュックヴンシュ ツム エアフォルグ)
どんな成功した事柄に対しても使える一文です。こちらのフレーズと一緒に言ってみたいのが、「Du hast geschafft!(ドゥー ハスト ゲシャフト)」というドイツ語。これは、「よくやった!」「やったね!」というニュアンスをもつフレーズです。相手が大変なことを成し遂げたときの労いの言葉として使ってみてくださいね。
まとめ
今回は、いろいろなシチュエーションで使える「おめでとう」のご紹介でしたが、同じようなフレーズや単語が何回も登場しました。使いまわしができるので、一つ覚えると次から次へと学習することができますよ。
★担当ライター:Erdbeerenさん
★プロフィール:ドイツでの留学を経てスイスに引っ越しました。今は、ドイツとスイスの観光・語学・文化についてのリサーチと執筆活動をしています。
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