ドイツと言えばビール!
ドイツのいろいろなご当地ビールに興味のある方も多いのではないでしょうか。そして、スイスとオーストリアのワイン!
こちらも各地の郷土料理と相性がよく、食事に華を添えてくれます。ということで今回は、お酒の席に関するドイツ語に目を向けてみましょう。
ドイツ語で「乾杯」
Prost!(プロ―スト)
言わずと知れた乾杯の言葉ですね。オクトーバーフェスティバルで聞いたことのある方もいらっしゃると思います。この言葉はカジュアルな場面で使われるドイツ語で、にぎやかな席にぴったりです。
Zum Wohl!(ツム ヴォール)
「Prost」よりもおしゃれで、オフィシャルな場面で使われています。結婚式や落ち着いたレストランなどでよく聞かれます。
Auf 〇〇!(アウフ 〇〇)
「〇〇に乾杯」という表現です。例えば、誕生日パーティーの場合は〇〇に誕生日を迎える人の名前が入ります。誰かの成功を祈った乾杯や退院祝いなど、アレンジがきくフレーズです。
ドイツ語で「もう1杯どうぞ!」
Noch eins?(ノッホ アインツ)
ビールやグラスワインをもう一杯勧めるときに使います。おかわりではなく、「もっと何かいかがですか?」と飲み物の選択肢を広げて聞きたいときには、「Noch Etwas?(ノッホ エトヴァス)」と言って、相手の希望を尋ねることができますよ。
ドイツ語で「酔っぱらった」
angetrunken(アンゲトルンケン)
ほろ酔い状態を表す単語です。「Ich bin angetrunken.(イッヒ ビン アンゲトルンケン)」=「私はほろ酔い気分です。」
betrunken(ベトルンケン)
酔っぱらっている状態。「Ich bin betrunken.(イッヒ ビン ベトルンケン)」=「私は酔っぱらっています。」
volltrunken(フォルトルンケン)
かなり酔っている状態。「Ich bin volltrunken.(イッヒ ビン フォルトルンケン)」=「私はかなり酔っぱらっています。」
besoffen(ベゾッフェン)
お酒に飲まれてベロンベロンになってしまいました。「Ich bin besoffen.(イッヒ ビン ベゾッフェン)」=「私は泥酔しています。」
その他
Ich trinke kein Alkohol.(イッヒ トリンケ カイン アルコホール)
「私はお酒を飲みません」という意味の一文です。自分がお酒を飲めなかったり飲みたくなかったりするときは、どんな場合でも断ることができます。そして、どんな場面でもお酒を強要されることはありません。
Heute mache ich die Alkoholpause.(ホイテ マッヘ イッヒ ディ アルコホールパウゼ)
「今日はお酒はやめておきます」を伝えられる一文です。普段はお酒を飲むけれど、体調不良やその日の気分でお酒を飲みたくないときには、この一文がとても便利に使えます。
まとめ
今回は、お酒の席で使えるいろいろなフレーズをご紹介しました。マナーの一例として、ビールはグラスの下の方を使って乾杯すること、乾杯する相手と目を合わせることなどがあります。不安なときは、周りの人の習慣を真似しても大丈夫です。
ちなみに、お酒が苦手だという方にお勧めしたいのはシロップを使った飲み物。季節によって多種多様なフルーツやハーブのシロップが登場します。多くの店では自家製シロップを作って提供しているので、ぜひお試しください。
★担当ライター:Erdbeerenさん
★プロフィール:ドイツでの留学を経てスイスに引っ越しました。今は、ドイツとスイスの観光・語学・文化についてのリサーチと執筆活動をしています。
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