こんにちは。今回は、電話で話すときにみんなが使っているドイツ語表現をご紹介します。自分から電話をかけるとき、電話がかかってきたときのどちらでも使える表現がたくさんありますので、参考にしてみてくださいね。
ドイツ語で「もしもし?」
Hallo!(ハロー)
カジュアルに使える言葉です。知人に電話をかけたいときに簡単で便利な単語ですね。英語の「Hello」と似た発音ですが、ドイツ語の場合は「LL」をしっかりと発音します。舌先を上あごにしっかりと付けて発音してみてください。
Guten Tag!(グーテン ターク)
日中に使える「こんにちは!」の挨拶です。ビジネスや目上の人に電話をかけたいときに使えます。
「もしもし(返答)」
Ja, Hallo?(ヤー ハロー)
「はい、もしもし?」というニュアンスのフレーズです。自分にかかってきた電話に出たときに、第一声の言葉として使えます。
「〇〇です」
Hier ist 〇〇.(ヒア イスト 〇〇)
直訳すると「〇〇はここにいます」という日本語で、「電話の相手は〇〇ですよ」という内容が伝わります。もし会社から電話をする場合は「Hier ist 〇〇 von △△.(ヒア イスト 〇〇 フォン △△)」と言ってみましょう。△△に会社名を入れると「△△会社の〇〇です」となり、ビジネスライクになります。
「今話せますか?」
Können wir jetzt sprechen?(ケネン ヴィア イェツト シュプレッヒェン)
「今話してもいいですか?」という意味の一文です。電話だけでなく、オフィスでも使えるのでとても便利に使えます。
Sind Sie jetzt kurz verfügbar?(ズィント ズィー イェツト クルツ フェアフュークバー)
こちらは「今、少し手が空いていますか?」と聞きたいときのフレーズ。「verfügbar」は直訳すると「利用可能な、使用できる」という日本語で、使用頻度の高い単語です。
「かけなおします」
Ich rufe Sie noch Mal an.(イッヒ ルーフェ ズィー ノッホ マール アン)
「もう一度電話します」という意味の文章です。この一言がすぐに出てくるようにしておくと、相手が忙しくても慌てずに対応できますね。「in 〇 Minuten」を付け加えると、「〇分後に」ともっと詳しくかけなおし時間を伝えることができます。
「ちょっと待ってね」
Warten Sie bitte kurz.(ヴァーテン ズィー ビッテ クルツ)
電話だけでなく様々なシチュエーションで使える言葉です。同じ意味で他の言い方をしたいときは、「Einen Moment, bitte.(アイネン モメント ビッテ)」と言ってみましょう。「一瞬時間をください」という内容のフレーズになります。
Bleiben Sie daran.(ブライベン ズィー ダラン)
「電話を切らずにこのままお待ちください」と言いたいとき、保留にしたいときの文章です。少し相手を待たせてしまうときにこの一言を伝えると、相手も安心して待つことができますね。
「またね」
Auf Wiederhören.(アウフ ウィーダーヘーレン)
丁寧に言いたい場合は「また次回まで」という意味のこのフレーズが便利です。こちらは電話のとき限定で使われますので、対面しているときには言いません。
Bis dann.(ビス ダン)
こちらは「あとでね」という意味のフレーズです。電話の相手と後ほど会う予定があるときにはこちらを使ってみてください。
まとめ
今回は電話をかけるとき、かかってきたときに便利なドイツ語のフレーズをご紹介しました。外国語での電話は緊張しますが、挨拶がちゃんとできればとりあえず大丈夫。電話で慌てないためにも、今回のフレーズをぜひ参考にしてみてくださいね。
★担当ライター:Erdbeerenさん
★プロフィール:ドイツでの留学を経てスイスに引っ越しました。今は、ドイツとスイスの観光・語学・文化についてのリサーチと執筆活動をしています。
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