中国語が少しでもわかると、中国だけでなく様々な国の人と会話することができますよね。私たち日本人が中国語と言っているのは、北京語をベースにしたものです。
この中国語があれば、簡単なやりとりができるようになりますし、友人も作れます。今回は、中国語で「頑張れ」や「頑張って」の言い方をご紹介します!
- (スポーツで)「頑張れ」
- 「頑張れ」(へこたれないで!)
- 「頑張れ」(気を強くもってね)
- 「頑張れ」(大切な誰かをなくした人に)
- 「頑張れ」(一緒に頑張っていこう)
- (試験を)「頑張れ」
- (試験の追い込みを)「頑張れ」
- まとめ
(スポーツで)「頑張れ」
加油(jiāyóu/ジャーヨウ)
例えば体育祭や、マラソン大会、オリンピックの時など、スポーツ関連にぴったりなのがこちらの加油です。様々な説がありますが、油を加えると力になるので、加油と言うようになったという説や、清王朝の科挙試験に挑む受験生が、明かりを灯すために油を注いで頑張ったからという説があります。
もちろん受験生を応援する際にも使えます!
「頑張れ」(へこたれないで!)
挺住!(Tǐngzhù!/ティンチュウ!)
こちらも頑張ってという意味の中国語です。もっと深くいえば、「へこたれないで」「持ちこたえて」という意味の頑張ってというフレーズです。
例えば何かの自然災害で悲しみのうちにある人、誰か大切な人を亡くしてしまった人などを支えてあげようという気持ちを込めて使われるものです。もっと深みのある「頑張って」という意味のフレーズですね
「頑張れ」(気を強くもってね)
你要坚强些 (Nǐ yào jiānqiáng/ニーヤオジャンチャン)
気を強く持ってねという意味の頑張ってです。
例えば長期にわたる入院、介護などは気が遠くなるほど大変なことです。困難のうちにあって、今にも心が折れそうな人を支えてあげたいという時の「頑張って」というフレーズです。
要は、「〜しなければいけない」という意味です。つまり、気を強く持たなければいけないよという意味の中国語です。
「頑張れ」(大切な誰かをなくした人に)
节哀顺变 (jiéāi shùnbiàn/ジエーアイシュンビャン)
これはなんだかポエム的な感じがしますが、哀悼の念の哀という文字からして、哀しみのうちにある人に慰めの言葉をかけつつ、頑張ってねと支える意味の頑張ってです。
例えば誰かを亡くした遺族の人にかけるような言葉ですね。
「頑張れ」(一緒に頑張っていこう)
我们一起努力吧(Wǒmen yìqǐ nǔlì ba/ウォーメンイーチーヌーリーパ)
「一緒に頑張っていこう」という意味のフレーズです。一起で「一緒に」という意味です。努力は日本語の努力とほぼ同じで、「頑張る、努力する」という意味です。自分は中国語を勉強していて、相手が日本語を勉強している時、「じゃあお互い頑張ろうね」というシーンで使います。もちろんここに努力でなくて、加油を入れても意味が通じます。
(試験を)「頑張れ」
鼓起勇气,参加高考考试(qǐ yǒng qì, cān jiā gāo kǎo kǎo shì/チーヨンチー ツァンジャーガオカオカオシー)
高考は、日本でいうところの大学入試センター試験です。中国の高考は、3年生の夏に介されます。北京大学、精華大学、復旦大学など超難関大学を目指して、だいたい2年生から全寮制で学校に住み込みます。科挙試験を生み出した国だけあって、熱の入れようは韓国のスヌン以上かもしれません。
このような難しい試験に挑む受験生を応援するフレーズが、こちらとなります。
(試験の追い込みを)「頑張れ」
拼一下!(pīn yí xià!/ピンイーシャー!)
こちらも試験の時に使えます。受験勉強のラストスパートをかける時に、自分で言ったり相手に言うことで指揮を高めます。また、マラソン大会などでアンカーが走る時にも使えます。追い込みをかけたい時にぴったりな中国語です。
まとめ
中国語で「頑張れ」や「頑張って」と言うフレーズはいろいろなものがあるのでシーンによって使い分けて見ましょう。まずは基本の加油を覚えることで、様々なことに対応できます。中国語の学習、加油!!
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