こんにちは。
ひつじ。です!
『ブロガーが組織で戦うためのプラットフォーム』って、もうすでにどこかであるのかな?
複数のブロガーが1つのドメインを使って、記事を投稿し、収益を分配するようなシステム。
今って個人でブログ書いて、個人で稼いでる人って結構多いじゃないですか。でも多分将来的にそうすることが難しくなるんじゃないかって思ってて、Googleの検索上位には個人のブログが表示されるなんてことは、夢のまた夢みたいになるんじゃないか、という止めどない危機感があります。
というかすでにそうなりかけてて、検索上位はすでに企業や組織しか表示されない検索ワードがたくさんあったりします。そしてこの先、その傾向ますます強くなるに違いありません。
検索上位を企業や大きな組織に完全に占拠される前に、僕ら個人ブロガーが彼らに対抗するための『ブロガー結託専用プラットフォームが欲しい!』今日はそんなことを記事にしてみました。
検索上位が企業に占拠されはじめてる
例えばGoogleで「ガジェット 情報」の様に検索すると1ページ目は「企業」と「個人」の割合はどんな風になってるだろうか。
『ガジェット 情報 』で検索した場合
僕は結構ガジェット系も好きなのでネットでよく記事を見るんですが、検索上位に出てくるページの多くはすでに企業によって作成された記事なんですよ。
実際に検索結果1ページ目の10件中、7件が企業の記事でした。
個人ブロガーのPVの大半が検索サイトからの流入に依存している以上、企業のサイトにアクセスが集まってしまうのは危機的でしょう。
もちろん「ガジェット」という検索ワードがあまりにもビッグワード(検索エンジンにおいて頻繁に検索されるワード)すぎるので、「ガジェット 情報」のように検索したた場合、企業ページばっかりが表示されることは不思議ではありません。
しかし昨今はビッグワードでなくとも、検索結果の1ページ目に企業が作成した記事が当たり前のように表示されつつあるのです。
例えば僕の書いた記事を例にとってみましょう。
『言語 難易度 ランキング 』で検索した場合
僕が以前書いたこちらの記事。
検索からの流入が多い記事で、現在検索結果では1ページ目に表示されています。検索ワードは『言語 難易度 ランキング』と3つ組み合わせ、ヒットするページは約477,000件とそこまでビッグワードとは言えないと思います。
しかしこのキーワードでもこのように企業が作成した記事が1ページ目の大半をしめてしまっています。
こちらの検索結果も7割が企業が作成した記事。こんなマイナーなキーワードですら、企業が入り込んできており、今後ドメイン力が強い企業が同じキーワードで似たような記事を書いたとき、僕の記事は1ページ目には表示されないかと思います。
という感じで、個人が作成した記事はまだ見受けられるものの、すでに多くの企業が検索結果上位を占拠しはじめているのです。
これは個人ブロガーにとって非常に危機的な状況ではないでしょうか?
出版社がコンテンツをWebに投入しはじめたら?
憂慮すべきことはこれだけではありません。現在出版社は「紙の書籍や雑誌という前時代の遺物」(僕は大好きですが)に固執し、売上は右肩下がりですが、彼らが価値のあるコンテンツを大量に保有していることは間違いありません。
例として「Jリサーチ出版」という出版社を取り上げてみましょうか。
Jリサーチ出版 通訳ボランティア ゼロからスタートEnglish
Jリサーチ出版は語学系の書籍をメインに出版していますが、Web上でコンテンツを公開していません。
しかし彼らは季刊で「ゼロからスタートEnglish」という雑誌を発刊し続けています。こちらの雑誌は発売期間が過ぎれば、書店から引き払われ、バックナンバーとして人の目につくことはありませんが、これらの眠った情報をWeb上で公開し始めれば、非常にやっかいです。僕のように語学系の記事を書いてる個人ブロガーなんて検索結果1ページ目に表示されることはなくなっていく気がします。
その他にも「語研」という語学系の出版社もWeb上では記事を公開していませんが、語学に関する価値のあるコンテンツを大量に有しています。
語学系のサイトはまだまだWebに疎いのかもしれませんが、ガジェット系の雑誌を手がける出版社はすでにWeb上で記事を公開し始めています。
例えば「GetNavi」
「ガジェット通信」
今回例に挙げた検索結果は7:3で企業:個人ですが今後9:1になったり、10:0になったりすることもそう遠くないのかもしれません。
企業に負けないようにブロガーは早めに結託していこう。
じゃあ個人ブロガーがどうしたら彼ら企業に勝てるだろうかと考えた時に僕が思いつくのは…
- 企業が扱わないようなマイナーでマニアックな記事で特化型ブログを作る
- 企業に匹敵する質・量・スピードで記事を作成する
この2点ではないでしょうか。1つ目ができれば強いでしょう。ただ実際企業ができないようなマイナーでマニアックな記事が誰にでも書けるかと言えば、そうでない人がほとんどだと思います。僕もそんな記事が書ける技術も知識もありません。
2つ目の企業に匹敵する質・量・スピードで記事をする理由は、Googleがこれらの要因を総合評価し、表示する検索結果を決めているからです。企業は人を使いこれらが達成できてるから検索上位表示される。
しかしブロガーのみなさんは痛感されていることだと思いますが、「記事の質・量・スピード」を全て満たしたサイト作りなんて普通に難しい。
じゃあどうすればいいかってまた考えると、やっぱり個人ブロガー同士が手を組んで一つのドメインに記事を投入していくことなんですね。
僕は個人ブロガーが生き残る道はこれしかないと思います。
例えば…
- 趣味・年齢・性別
- 記事のジャンル
- 記事の更新頻度
なんかでブロガー同士共通点を見出して、複数人で1つのブログを作り上げていくんです。そして企業にも負けないドメインパワーで検索上位を狙う。自分が獲得したPV数に応じて収益は分配する。
そんな風に簡単にブロガー同士が繋がることができ、1つのドメインを育てることができれば、企業に勝っていくのも不可能ではないと思っています。
逆にそうしないと個人ブロガーの生き残る道はないと思ってます。
まとめ
とはいえ、そんなプラットフォームを自分で作れるかと言えば、知識も経験もないから作れないし、あればいいなああ、なんていうただの他力本願くそやろうですw
そしてこんな記事を長々と書きましたけど、賢い人達はもうそんな事実にはとっっくの前に気づいているかもしれないので、僕が望むような『個人ブロガー結託フラットフォーム』はすでにどこかに存在する可能性も十分にあります。しかしあったとしてもそこまで有名なものじゃないはずですよね?少なくとも僕は知らないです。
誰かそんなサイトがあったら教えてください。
なにはともあれ…
個人ブロガーがこの先生き残っていくには、「結託」これ一択!!
おわり。
ひつじ。
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