夜寝るときや別れの挨拶として使われる「Buenas noches(ブエナス・ノーチェス)」は有名ですが、日本語での「おやすみ」のように「ゆっくり休んでね」という意味合いとは少し違います。
それでは、スペイン語で「おやすみ」と言いたいときは何と言えばよいのでしょうか?
ここでは「おやすみ」「良い夢を」「また明日」など様々な言い方を紹介していきます。
スペイン語で「おやすみ」
Buenas noches(ブエナス ノーチェス)
夜にあいさつする「こんばんは」として使うときや、夜の別れの挨拶、そして寝る前の「おやすみ」としても使います。「良い夜を」という意味です。
Que duermas bien(ケ ドゥエルマス ビェン)
「よく眠ってね」の意味ですが、寝る前の挨拶としても使われます。「Buenas noches, que duermas bien.(ブエナス ノーチェス、ケ ドゥエルマス ビェン)」のように、Buenas noches(ブエナス ノーチェス)と一緒に使われることが多いです。
Que descanse(ケ デスカンセ)
「しっかり休んでね」の意味です。相手が「疲れた~」とか「眠いよ~」なんて言っていたら、この言葉の出番です。ゆっくり休んでほしいときに言ってあげましょう。
スペイン語で「良い夢を」
Que tenga buen sueño(ケ テンガ ブェン スエニョ)
「あなたが良い夢を見ますように」という意味です。日本で「いい夢をみてね」なんて言ったらちょっとキザな印象になっちゃいますが、スペイン語では普通にかける言葉。友達や家族、恋人、誰にでも使える言葉です。
Dulces sueños(ドゥルセス スエニョス)
「Dulce(ドゥルセ)」は「甘い」という意味です。日本で「甘い夢を」なんて言ったら、歌やポエムに出てきそうな感じですがスペイン語ではごく普通に使われます。身近な人が、良い眠りにつけるように寝る前にはこの言葉をかけてあげましょう。
Que sueña feliz(ケ スエニャ フェリス)
「幸せな夢を見てね」の意味です。寝る前にこんな言葉がけをしてもらったら、本当に良い夢が見られそうですね!
スペイン語で「また明日」
Hasta mañana(アスタ マニャーナ)
「Hasta(アスタ)」は「また」、「Mañana(マニャーナ)」は「明日」という意味です。1日が終わって仕事や学校を出るときに使います。別れの挨拶としてとてもよく使われています。
Nos vemos mañana(ノス べモス マニャーナ)
「また明日会いましょう」という意味です。学校や会社で別れの挨拶や、何気ない会話、メッセージ交換の終わりにも使うこともできます。
Hasta próxima(アスタ プロキシマ)
「また次回」という意味です。「Hasta próxima semana(アスタ プロキシマ セマーナ)」で「また来週」、「Hasta próximo mes(アスタ プロキシモ メス)」で「また来月」、「Hasta Próximo año(アスタ プロキシモ アーニョ)」で「また来年」という意味になります。状況に合わせて言葉を変えて使ってみましょう!
まとめ
スペイン語で「おやすみ」「いい夢を」「また明日」の言い方はこんな風にたくさんあります!
寝る前にこの一言が言えれば、現地の知り合いや友達とも気の利いた会話ができるようになりますね!
ぜひあなたも、日々快いお別れができるように、また、心地良い眠りに入れるようこの言葉たちを使ってみましょう!
★担当ライター:ゆきさん
★プロフィール:ボリビアのラパスで日本語教師をしています。趣味はダンスで、現地の伝統音楽や踊りが大好きです。南米の魅力について伝えていけたらと思います。
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