ミンガラーバー!サンダーです。
今回はミャンマー語の命令形「~しなさい」「~してはいけません」という表現をご紹介します。
ミャンマーで生活してると文化の違いなどで命令形まではいかなくても注意したり一言言うことはよくあります。例文も一緒に覚えておくとどんな場面で使ったらよいかわかると思います。ぜひ参考にして下さい!
ミャンマー語で「~しなさい」
ပါ(~バー)
ミャンマー語の命令形は語尾に「バー」をつけます。どうしても命令することに抵抗がある時は「(ぺーバー)」にすると柔らかい表現になります。
〈例文〉
【この道で車を止めて】
ဒီလမ်းဘေးမှာရပ်ပါ(ディーランベーマーヤッバー)
ミャンマーで命令形の文を使う機会が多いのは車の運転手であるドライバーとの会話です。ミャンマーでは交通渋滞と日本では考えられない交通ルールで他の国のように日本人が運転するという比率はとても低いです。在住者は運転手を雇ったりタクシーやバスなどを使います。自分で運転しなければ行きたい場所も降りたい場所も言葉で伝える必要があります。
【ここで待っていて】
ဒီမှာပဲစောင့်နေပါ(ディーマーベーサウンネーバー)
待っていてほしい人がいる時に使います。近年ミャンマーも広いショッピングモールが次々と建設されて迷子になることもよくあります。待ち合わせなどでもしっかり確認することが大切です。
【新しいものにしてください】
အခုအသစ်လဲပါ(アクーアティッレーバー)
外食する時によく使います。新しいお皿に変えてほしい時やスプーン、フォークなど落としてしまった時などお願いしてみましょう。
【すぐに直してください】
ချက်ချင်းပြင်ပါ(チャッチンピンバー)
ミャンマーでは電力も不安定で良く電化製品も壊れてしまいます。ただ、修理する技術も持っているので、頼むことも多いです。
ミャンマー語で「~しないで」
မ~ပါနဲ(マ~バーネ)
してほしくないことを言いたい時の表現です。あまり使う頻度は低いですが、例文にある表現はよく使いますので覚えてみましょう。
〈例文〉
【パクチー入れないで】
နံနံပင်မသေပါနဲ(ナンナンビンマテーバーネ)
今日本でもブームとなっている「パクチー」ですが、ミャンマーでもいろいろな料理に入っています。もし入れてほしくない食材などがあったら注文する時に伝えましょう。また、。ミャンマーはチリなどの香辛料の産地なので全体的に辛い料理が多いです。辛くしてほしくない時は「အစပ်မသေပါနဲ(アサッマテーバーネ)」と言いましょう。ちなみに「いれないで!」と言っても多少入っていることもあります。
【お菓子を食べないで】
မုန်မစားပါနဲ(モウンマサーバーネ)
ミャンマー人もお菓子大好き。日本では考えられませんが、ミャンマーの学校では門の近くにお菓子の屋台がよくあり、休み時間や放課後食べている子供も沢山います。
【来ないで下さい】
မလာပါနဲ(マラーバーネ)
ホテルなどの清掃サービスなど部屋に入ってほしくない時はこちらの表現を使います。
【言わないで】
မပြောပါနဲ(マピョーバーネ)
こちらは友人同士での会話でよく使います。過去の失敗などを言われたくない時、冗談など言い合う時に使っています。
まとめ
命令形と聞くと日本人としてはちょっと言いにくいこともありますが、外国ではしっかりとした意思表示が大切です。してほしいこと、してほしくないことは言葉に出して伝えるようにできるといいですね!
★担当ライター:サンダーさん
★プロフィール:家族の仕事の関係でミャンマーに駐在。旅行が趣味で東南アジアのアクティビティも様々経験。現地語のミャンマー語を勉強しながら、ローカル色豊かな生活をエンジョイしています。
こちらもあわせてどうぞ!