こんにちは、まこです!
ここではみなさまにイタリア語の「~がある」「~がいる」の言い方をご紹介します。
覚えるだけでグッとイタリア語力がアップする魔法の言葉!本記事を読み終わった頃には、イタリア人の言っていることがちょっとだけわかるようになるかもしれません。
イタリア語で「~がある」
C’è 〇〇.(チェ・〇〇
最もスタンダードな「~がある」が「チェ」です。「Ci(イタリア語で“ここに・そこに”)」と「è(イタリア語で“~ある”)」が合体して「C’è(チェ)」と綴られるようになりました。英語でいう「There is(ゼア・イズ)」にあたる言葉。形があるもの、ないものに関わらず、単数のものを差す際には幅広く使うことが出来ます。
例:
【チョコレートがあります】
C'è cioccolato.(チェ・チョコラート)
【空席があります】
C’è un posto vacante.(チェ・ウン・ポスト・ヴァカンテ)
【いい知らせがあります】
C'è una bella novità.(チェ・ウナ・ベラ・ノヴィタ)
【大渋滞があります、転じて“大渋滞が発生しています”】
C'è molto traffico.(チェ・モルト・トラーフィコ)
【やることが沢山あります】
C'è un sacco di cose da fare. (チェ・ウン・サッコ・ディ・コーゼ・ダ・ファーレ)
【晴れがあります、転じて“晴れています”】
C'è il sole.(チェ・イル・ソーレ)
【〇〇と××がある】
C’è 〇〇 e ××.(チェ・〇〇・エ・××)
「〇〇と××がある」と言いたい時は&(アンド)にあたる「e(エ)」を使います。
例:
【チョコレートとお茶があります】
C'è cioccolato e tè.(チェ・チョコラート・エ・テ)
【〇〇か××がある】
C’è 〇〇 o ××.(チェ・〇〇・オ・××)
「〇〇か××がある」と言いたい時はor(オア)にあたる「o(オ)」を使います。
例:
【チョコレートかお茶があります】
C'è cioccolato o tè.(チェ・チョコラート・オ・テ)
【〇〇がありません】
Non c’è 〇〇.(ノン・チェ・〇〇)
「〇〇がありません」と言いたい時は頭に否定形の「Non(ノン)」を付けます。
例:
【チョコレートはありません】
Non c'è cioccolato.(ノン・チェ・チョコラート)
【問題ありません】
Non c'è problema.(ノン・チェ・プロブレーマ)
【無いよ!】
Non c’è.(ノン・チェ)
「ノン・チェ」だけで「無いよ!」ということを伝えることも出来ます。買い物の際「〇〇はありますか?」と尋ねた時「ノン・チェ!」と言われたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
【~がある(複数)】
Ci sono 〇〇.(チ・ソノ・〇〇)
複数のものを差す場合は「チ・ソノ」となります。英語でいう「There are(ゼア・アー)」にあたる言葉。こちらも形がある、ないに関わらず、幅広く使うことが出来ます。
例:
【椅子が二脚あります】
Ci sono 2 sedie.(チ・ソノ・ドゥエ・セーディエ)
【悪いニュースが色々あります】
Ci sono delle brutte notizie.(チ・ソノ・デッレ・ブルッテ・ノティツィエ)
【~がありますか?】
C’è 〇〇?(チェ・〇〇?)
「~がありますか?」と尋ねる場合は、尻上がりで発音するだけでOK!複数形の場合も尻上がりで発音するだけ!「Ci sono 〇〇?(チ・ソノ・〇〇?)」となります。
【公衆電話はありますか?】
C'è un telefono pubblico?(チェ・ウン・テレーフォノ・プーブリコ?)
【まだ席ありますか?】
Ci sono ancora posti?(チ・ソノ・アンコーラ・ポスティ?)
イタリア語で「~がいる」
C’è 〇〇.(チェ・〇〇)
「~がいる」も「チェ」を使って表すことができます。こちらも複数形の場合は「Ci sono 〇〇(チ・ソノ・〇〇)」を用い、「~がいない」と言いたい場合は頭に「Non」を付ければOKです。
例:
【台所には母があります、転じて“台所には母がいます”】
In cucina c'è la mamma.(イン・クッチーナ・チェ・ラ・マンマ)
【男性には2つのタイプがいます】
Ci sono 2 tipi di uomini.(チ・ソノ・ドゥエ・ティーピ・ディ・ウオミニ)
【お客は誰もいません】
Non c'è nessun cliente.(ノン・チェ・ネッスン・クリエンテ)
【私には~がいる】
Ho 〇〇.(オ・〇〇
「私には姉がいる」「私には猫がいる(猫を飼っている)」という場合の「私には~がいる」は「Ho(オ)」を使って表します。否定形はこちらも頭に「Non」を付ければOKです。
例:
【私には兄弟が1人います】
Ho un fratello.(オ・ウン・フラテッロ)
【私は1匹の猫と1匹の犬を飼っています】
Ho un gatto e un cane.(オ・ウン・ガット・エ・ウン・カーネ)
まとめ
「あれ、意外に結構簡単じゃん!」と思った方も多いことと思います。「チェ」と「チ・ソノ」を使うだけで日常会話にグッと深みが増すことでしょう。是非早速使ってみてください。
それでは、チャオ(バイバイ!)
★担当ライター:まこさん
★プロフィール:結婚をきっかけにイタリアに移住。ミラノ郊外で主婦業をする傍ら、週末は独身時代からの夫婦共通の趣味であった旅行を楽しんでいます。
こちらもあわせてどうぞ!