こんにちは。チャオ。イタリア在住のまこです。
ここではみなさまに、旅行で使えるイタリア語単語&フレーズまとめをご紹介します。
イタリアは想像以上に「日本語・英語」が全く通じない都市が多く存在します。ご紹介したフレーズは話す機会はなくとも、スマホにささっと画面メモをしておくだけでもちょっとした時に役立つハズ!使用シーンなども合わせてご紹介します。
基本のフレーズ
【こんにちは】
Buongiorno(ブォンジョルノ)
*直訳は「良い一日を」の為、去り際に言ってもOK!早速飛行機を降りる時からフライトアテンダンドさんに言ってみてください。
【こんばんは】
Buonasera(ブォナセーラ)
*17時頃を回ったらブォンジョルノからブォナセーラに切り替える人が多いです。なお“おはよう”にあたる“ブォナマッティナ(Buona mattina)”もあるのですが、テレビの朝のニュースも含め、朝からブォンジョルノという人の方が多いです。
【ありがとう】
Grazie(グラッツィエ)
【さようなら】
Arrivederci(アリヴェデルチ)
*「アリヴェデルチは長くて覚えられない!」という方は「Ciao(チャオ)」でも大丈夫です。チャオは“おはよう”“こんにちは”“こんばんは”にも“さようなら”にも使える便利な言葉で、カジュアルな言い回しですがホテルや店・レストランなどで使っても失礼にはあたりません。それよりも挨拶をしない方がよほど失礼だとみなされてしまうので、積極的にご紹介したフレーズを使ってみてください!
【日本語を話しますか?(日本語を話せますか?)】
Parla giapponese?(パルラ・ジャッポネーゼ?)
*なお「英語を話しますか?(英語を話せますか?)」は「Parla inglese?(パルラ・イングレーゼ?)」となります。
チェーン系ホテルや星付きホテルはほぼどこでも英語を話せるスタッフは常駐しています。また、街でもビジネスマンや40代くらいまでのイタリア人なら英語が出来る人は多いです。
一方日本語を話せるイタリア人はめったにいませんので、上記質問をした際は、日本人スタッフがいる場合は呼んできてもらえることでしょう。
買い物の時に役立つフレーズ
【これください】
Prendo questo(プレンド・クエスト)
*「プレンド(ください)」「クエスト(これ)」という意味のイタリア語なので、レストランで注文する際もメニュー表を指差しながら「プレンド・クエスト」と言えば注文完了です!
【〇〇はありますか?】
Avete (アヴェーテ)〇〇?
*「アヴェーテ(ありますか)」「クエスト(これ)」と言いながらスマホに保存しておいた画像などを見せるのも有効。こちらもレストランでも使える便利なフレーズです。
【いくらですか】
Quanto costa(クアント・コスタ)?
【クレジットカードは使えますか?】
Posso pagare con la carta di credito(ポッソ・パガーレ・コン・ラ・カルタ・ディ・クレディート)?
観光の時に役立つフレーズ
【〇〇はどこですか?】
Dove (ドヴェ)〇〇?
【写真を撮ってもらえますか?】
Mi può fare una foto(ミ・プオ・ファーレ・ウナ・フォト)?
【一緒に写真を撮ってもいいですか?】
Posso fare una foto insieme(ポッソ・ファーレ・ウナ・フォト・インシエメ)?
食事の時に役立つフレーズ
【二人なのですが入れますか?】
Siamo in due (シアーモ・イン・ドゥエ)
*直訳は「私たちは2人です」という意味。イタリアではレストランに入ったら「食事をすることはできますか?」と伝えると「ラストオーダーまで時間がありますか?」と聞かれていると勘違いされてしまう場合もあるので“自分たちは何名か”を伝えましょう。もちろんイタリア語の数の数え方がわからなければ、指で数字を作って知らせるだけで十分です。
【おすすめは何ですか?】
Che cosa consiglia (ケ・コザ・コンシーリア)?
【料理が来ないのですが】
Non arriva il mio piatto. (ノン・アッリーヴァ・イル・ミオ・ピアット)
【お会計お願いします】
Il conto, per favore. (イル・コント・ペル・ファヴォーレ)
*イタリアでは席案内からお会計まで全て1人の店員さんがお世話してくれます。基本的には流れに身を任せていればOKなのですが、お会計だけはこちらから申し出ないと持って来てくれないのでこのフレーズはとっても大事!是非覚えておいてください。
ホテルで役立つフレーズ
【チェックインお願いします】
Vorrei fare il check-in.(ヴォレイ・ファーレ・イル・チェックイン).
*“チェックイン”“チェックアウト”はイタリアでも同じ語が使われています。たいていのホテルには英語が使えるスタッフが1名以上いるとは思いますが、イタリア語のフレーズも覚えておきましょう。
【フリーWi-Fiはありますか?】
Avete il Wi-Fi free(アヴェテ・イル・ワイファイ・フリー)?
まとめ
「質問出来たところで、相手からイタリア語で返事が返ってきたら結局、困っちゃう!」なんて方もいるでしょう。
でも大丈夫。情に厚いイタリア人は「頑張って母国語で話そうとしてくれた」という心意気を絶対買ってくれます。こちらが頑張ってコミュニケーションを取った分だけ、相手も身振り手振りを交えながら必死に応えてくれるはずですので、是非覚えやすい物からトライしてみてください。
それではチャオ(バイバイ)!
★担当ライター:まこさん
★プロフィール:結婚をきっかけにイタリアに移住。ミラノ郊外で主婦業をする傍ら、週末は独身時代からの夫婦共通の趣味であった旅行を楽しんでいます。
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