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【僕のこと】 ブログが大好きでWebマーケティング会社に転職した1991年生まれ。本業では、中小企業のWebマーケティング支援を行っています。今の会社に就職する前は、アジア放浪 、タイ駐在、商社で営業&購買と長く海外に関わってきました。海外の雰囲気が大好物です。 【このサイトのこと】 『ao-アオ-』は、青色と海外が大好きな僕と、同じく海外が大好きなライターと一緒に作るブログです。最高18.9万/PV。主に外国語の記事がよく見られています。

【イタリア語】発音の特徴まとめ!日本人にとって 簡単?難しい?

 

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★担当ライター:まこさん

★プロフィール:結婚をきっかけにイタリアに移住。ミラノ郊外で主婦業をする傍ら、週末は独身時代からの夫婦共通の趣味であった旅行を楽しんでいます。

 

イタリア語は実はコツさえつかめば英語よりも簡単に発音出来るようになりますよ!ここではイタリア語の発音の特徴をご紹介します。

 

 

イタリア語の母音

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母音の数

イタリア語の母音の数は教科書によって5つ、7つ、9つ、10つ・・・と、定義が様々です。しかし、日常生活を送る上では「5つ」と考えてもらってOK。「a」「e」「i」「o」「u」の5母音あるということを頭に入れておきましょう。

 

発音のコツ

基本的にはそれぞれ日本語を発音するように「あ(a)」「え(e)」「い(i)」「お(o)」「う(u)」とはっきり言えば通じます。慣れてきたらイタリア人の話し方を真似て、細部にまでこだわっていきましょう。

 

特に「e」と「o」は「開口音」「閉口音」等、細かな区分が存在します。母音の数の定義が教科書によって異なる理由のひとつがコレ。イタリア人でもこれらを違いを完璧に使い分けている人はほとんどいませんが、例えばこんにちはを意味する「ボンジョルノ(Buongiorno)」の中の 1つ目の「o」と2つ目の「o」は厳密には発音の仕方が異なります。イタリア人と挨拶を交わすたびに耳を澄ませて徐々にその違いを感じてみてください!

 

イタリア語の子音

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子音の数

アルファベット全26文字の中で先ほど挙げた5つの母音を除いたものが子音にあたります。ただし、イタリア語ではJ,K,W,X,Yはまず出てきません。なので定義は様々ですが16文字程あると思ってもらえればOK!詳細については次項でご紹介します。

 

発音のコツ

基本的にはローマ字読みをすればOKです。英語の授業で発音の違いに苦労した方も多いであろう「L」と「R」の発音も、そこまで神経質にならなくても聞き取ってもらえます。

 

注意したいポイントだけ整理してご紹介します。

 

  • 「S」

Sは濁音になる場合とそうでない場合があります。都度覚えて行けば問題ありませんが、さいあく全て濁らない音で発音しても大丈夫です。例えば「ピサの斜塔」でおなじみの「ピサ市(Pisa)」も「ピザ」と言う人と「ピサ」という人がいますが、いずれも通じます。

 

  • 「Gn」

子音が2つ続くので最初戸惑ってしまいますがこちらは「ニャ・ニィ・ニュ…」といった風に発音します。例えばご婦人へ声をかける時などに良く使われる「シニョーラ!」は、イタリア語で綴ると「Signora!」となります。

 

  • 「Gli」

こちらも子音が2つ続くパターン。「リャ・リィ・リュ…」と発音します。家族のことをイタリア語では「ファミッリァ」と言いますがこの綴りは「Famiglia」となります。

 

  • 「H」

Hはイタリア語では発音しません。サッカーファンの皆さんは「本田選手」がセリエAの試合中「オンダ」と呼ばれていたことでも記憶に新しいハズ。自動車メーカーの「HONDA」もイタリア人は「オンダ」と呼んで親しんでいます。

 

  • 「c」

英語の「シー」はイタリアでは後ろにくるアルファベットによって読み方が大きく異なります。以下をご覧ください。

 

Ca(カ)Ci(チ)Cu(ク)Ce(チェ)Co(コ)

 

なお「キ」は「Chi」「ケ」は「Che」と綴る為、例えば「山口さん」はイタリア人には「ヤマグキ(YAMAGUCHI)さん」と呼ばれてしまいます。

 

 

日本人にとってのイタリア語の発音

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イタリア語は日本語と同様に、大体のものが「単母音or子音+母音」で一音節になっていて、母音も日本語の「ア・エ・イ・オ・ウ」の音と大変よく似ている為、日本人にとってなじみやすいと思います。

 

とどのつまり「ローマ字読み」をすれば一通りのものは読めるようになるということです!

 

英語に比べて例外も少ないのでアルファベットの読み方さえしっかり復習しておけばすぐにマスターできますよ!

 

単語のアクセントの位置の覚え方

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イタリア語のアクセントは「後ろから二つ目の母音にくるものが全体の約8割を占めると言われています。イタリア人も始めてみる単語を口にするときはこの法則を利用し、間違っていたら相手からただされます。

それ以外には以下のような場合があります。

 

後ろから三つ目の母音にアクセントがくるもの

「音楽」を意味する「ムージカ(musica)」など、ごくまれにありますので都度覚えましょう。

 

アクセント記号が付いているもの

日本人が最も目にするであろうアクセント記号付のイタリア語は「カッフェ(Caffè)」でしょうか。コーヒーの意味で「フェ」を強めに、尻上がりに発音します。こちらはアクセント記号が付いているのでわかりやすいでしょう。

 

まとめ

筆者はアメリカにも住んでいた経験がありますが、個人的にはイタリア語の方が聞き取りやすく、また聞き取ってもらいやすいです。口を大きく開けてハッキリ言うのがポイント!そして大切なのは笑顔を忘れないことです♪

 

是非楽しくイタリア語を身につけていってくださいね。チャオ!

 

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