こんにちは!みなさんは、旅行で現地の人と仲良くなりたい時、何をしますか?アイコンタクト?それもいいけど、やっぱり、元気に挨拶!ではないでしょうか。今回は、挨拶で使えるドイツ語の単語とフレーズをお届けします。
基本の挨拶
【おはようございます】
Guten Morgen.(グーテン モルゲン )
※ドイツ語の ”R”はとても独特です。うがいをするときのように、喉を震わせて発音します。かなり難しいので、まずはカタカナ通りの発音でコミュニケーションを図りましょう!カタカナ発音でも、十分に理解してもらえます。
【こんにちは】
Guten Tag.(グーテンターク)
※Tagは、”日”という意味です。日没まで使えます。
【こんばんは】
Guten Abend.(グーテンアーベント)
※こちらは、だいたい夕方から22時頃まで使えます。Morgen(モルゲン)、Tag(ターク)、Abend(アーベント)と、省略して言うこともできます。朝、耳をすませてみてください。パン屋さんで「Morgen!(モルゲン)」とやりとりをしているドイツ人の声を聞けるはず。
お礼と返事
【ありがとうございます】
Dankeschön.(ダンケシェーン)
※このフレーズは、聞いたことのある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?お互い気持ちよくなれる言葉です。言った方も言われた方も、ニコニコ。
【どういたしまして】
Bitte schön.(ビテシェーン)
※これはスタンダードな返しです。
他にも、Keine Ursache.(カイネ ウアザへ)気にしないでいいですよいう意味合いで使えるものや、Gern geschehen.(ゲルン ゲシェーン)喜んで!という感じに使えるものもあります。
【大丈夫です・気にしないでください】
・Es ist okay.(エスイスト オーケー)
・Kein Thema.(カインテーマ)
・Alles gut.(アレスグート)
謝罪
【すみません】
・Entschuldigung.(エントシュルディグング)
・Verzeihung.(フェアツァイウング)
※どちらも、肩が当たった時や、お店で店員さんを呼びたいときなど、いろんなケースに使います。
【申し訳ありません】
Es tut mir leid.(エス トゥート ミア ライト)
【大変申し訳ありません】
Es tut mir wirklich sehr leid.(エス トゥート ミア ヴィルクリヒ ゼア ライト)
※ドイツ語では「ごめんね」と「すみません」の違いは特にありません。どちらも上記の言葉を使います。また、英語と同じようにSorry(ソーリー)を使うことも多いです。
自己紹介
【はじめまして】
・Ich freue mich, Sie kennenzulernen.(イッヒ フロイエ ミッヒ、ズィー ケネンツーレァールネン)
・ Schön, Sie kennenzulernen.(シェーン、ズィー ケネンツーレァールネン)
少しフランクな表現では、Freut mich.(フロイト ミッヒ)というものもあります。
※はじめまして、という会話は正確に言うとドイツ語にはありません。お会いできて(知り合うことができて)嬉しいです、という意味合いで使います。
【私の名前は◯◯です】
・Ich heiße ◯◯.(イッヒ ハイセ ◯◯)
・Mein Name ist ◯◯.(マイン ナーメ イスト ◯◯)
別れの挨拶
【バイバイ!】
Tschüss!(チュース)
【さようなら】
Auf wiedersehen.(アオフ ヴィーダーゼーン)
【また明日】
Bis morgen.(ビス モルゲン)
【気をつけていってらしゃい】
Passen Sie auf sich auf.(パッセン ズィー アオフ ズィッヒ アオフ)
※これはまだそう近くない間柄や、目上の人の場合に使います。フランクな間柄の場合はSie(ズィー)がdich(ディッヒ)に変わります。Pass auf dich auf.(パス アオフ ディッヒ アオフ)
【お元気で】
Alles gute.(アレス グーテ)
【お疲れ様です】
Schönen Feierabend(シェーネン ファイヤーアベント)
※正確には、ドイツ語では日本のような「お疲れ様です」や「お先に失礼します」という表現はありません。この表現は内容的には、「素敵な仕事後の自由時間を過ごしてください。」という意味になります。仕事が終わって帰ろうとする相手や自分が帰る際に職場の同僚や上司に使います。「たくさん働いて、お疲れ様」という過去の仕事時間よりもこれからの自由時間にフォーカスした表現に、プライベートを大切にしているドイツ人らしさが伺えます。
おまけ
とても便利な挨拶に、Hallo(ハロー)があります。「やあ、どうも、こんにちは。」と、間柄も時間も気にせず使えます。英語と違い、そのままカタカナでハローと発音します。ぜひ試してください!
まとめ
日本人の抱える問題に、「自信がないから小さく話してしまう。」ということが多いように思います。そうなるとどうしても聞き返されることが多くなります。聞き返されると間違ったことを言ってしまった気分になり、萎縮してしまいます。そしてますます自信がなくなり、声を出すのが怖くなる…。
でも多くの場合、相手からすると「声が小さくて聞き取れなかった」だけ。
大きくはっきり言えば解決します。何より、その国の言葉を話そうとする姿勢は、現地の人からすればとても好感が持てるはず。
コミュニケーションは挨拶で始まり、挨拶で終わります。挨拶マスターになっていろんな人と繋がれたら、見える世界はさらに広がるのではないでしょうか。
Viel Erfolg!(フィール エアフォルク!)うまくいきますように。
トモ
★担当ライター:トモさん
★プロフィール:在独5年目、年下ドイツ人彼氏がいます。ドイツビールよりもドイツワインが好き!
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