ao-アオ-

【僕のこと】 ブログが大好きでWebマーケティング会社に転職した1991年生まれ。本業では、中小企業のWebマーケティング支援を行っています。今の会社に就職する前は、アジア放浪 、タイ駐在、商社で営業&購買と長く海外に関わってきました。海外の雰囲気が大好物です。 【このサイトのこと】 『ao-アオ-』は、青色と海外が大好きな僕と、同じく海外が大好きなライターと一緒に作るブログです。最高18.9万/PV。主に外国語の記事がよく見られています。

スペイン語で「こんにちは」の言い方とは?読み方やカタカナ表記も紹介

一般的にスペイン人は、とても社交的な性格だと言われています。
そんなスペインで、会話のきっかけとなる挨拶は、どんな時でも欠かすことができません。

知り合いとすれ違った時やお店に入った時、ちょっとした瞬間に一言かけることで、人と人との距離がグッと近づきます。
だからこそ挨拶は、スペインを知るうえで大切な第一歩です。

そんなスペイン語の挨拶には、どのようなものがあるのでしょうか?

今回は様々なスペイン語の挨拶を、シチュエーションごとに紹介したいと思います。

 

 

スペイン語で「こんにちは」の言い方

【こんにちは】

Buenos días(ブエノス・ディアス

スペイン語の「こんにちは」は「ブエノス・ディアス」と言います。これは一日を通して一番よく使われる挨拶で、日本語の「おはよう」と「こんにちは」の両方の意味を持っています。
 
日が昇ってから昼食をとる時間まで、「ブエノス・ディアス」を使います。

通常は12時から1時ごろまで「ブエノス・ディアス」を使うイメージですが、スペインの中でも首都のマドリードは特に昼食の時間が遅く、午後2時~3時を昼休憩とする会社も多いため、3時ごろまでは「ブエノス・ディアス」と挨拶しても問題ありません。
 
Buenosは「良い」を意味する形容詞Buenoの男性複数形になります。

díasは「日」を意味するdíaの複数形なので、Buenoも名詞にあわせて性と数が変化しています。

Aで終わる名詞は通常女性名詞なのですが、díaはAで終わりますが、男性名詞なので注意しましょう。

 

スペイン語で「こんにちは」の読み方

スペイン語は日本語と同じくa、e、i、o、u5つの母音から成る言語です。このため、日本人にとっては、非常に発音しやすいと言えるでしょう。

スペイン語の単語は、綴りのままをローマ字読みすれば、ほぼ問題なく伝わります。
 
ただし、スペイン語はHを発音しないうえ、Jの発音は日本語のハ行の発音に、Geは「ヘ」の発音になるので注意してください。

 

例) 

【日本】

Japón(ハポン)

 

【古い】

viejo(ビエホ)

 

【天才】

Genio(へニオ)

 

スペイン語で「こんにちは」のカタカナ表記

スペイン語の「こんにちは」をカタカナで表すと、ブエノス・ディアスになります。

先ほど説明した通り、スペイン語は日本語とほとんど母音が変わらないため、カタカナ通りに発音すれば問題ありません。

ネイティブの発音に近づけたい場合、アクセント記号のある母音(この場合í)を強く発声して、ブエノス・ディアスと言うように心がければ、より伝わりやすい発音になるかと思います。

 

スペイン語の気軽な挨拶

1日の中で、どの挨拶をすればいいか迷った場合、もっと簡単で気軽に使える挨拶があります。

 

【やあ】

Hola(オラ)

スペイン語はHを発音しないため、カタカナでの発音は「オラ」になります。オにアクセントを置いて、オラ、もしくはオーラと発音することが多いです。
 
「オラ」は1日中いつでも使える挨拶です。道で知り合いとすれ違った場合や、友達に会った時、ちょっとした声掛けの時などに、いつでも「オラ」と挨拶します。お店に入った時も、「オラ」と一声かけるのが一般的です。

また電話を取った時の「もしもし」の代わりにも使われています。

 

スペイン語の時間ごとの挨拶

お昼ご飯を食べるまでは、「ブエノス・ディアス」と挨拶しますが、それ以降、昼から夜にかけて、夜から寝る前にかけての挨拶も紹介したいと思います。

 

【こんにちは/こんばんは】

Buenas tardes(ブエナス・タルデス)

「ブエナス・タルデス」は、お昼ご飯の後から夜にかけて使われる挨拶です。時間にして、3時ごろから日が落ちて暗くなるころまで使われます。

スペインは冬は7時ごろに暗くなりますが、夏は夜の10時ごろまで明るいので、その時間まで「ブエナス・タルデス」と挨拶します。
 
午後を意味するtardeが女性名詞で、複数形のtardesになっているため、形容詞Buenoが女性・複数形のBuenas「ブエナス」に変化します。

 

【おやすみなさい/こんばんは】

Buenas noches(ブエナス・ノチェス)

日が暮れて暗くなってからは、「ブエナス・ノチェス」と挨拶します。
それでも、スペインは日暮れがとても遅いので、こんばんはの意味で「ブエナス・ノチェス」を使う機会はあまりないかもしれません。

それよりも「ブエナス・ノチェス」は、おやすみなさいの意味でよく使われています。寝る前にはみんな、家族に「ブエナス・ノチェス」と一声かけてから寝室に行きます。
 
夜を意味するnocheが女性名詞で、複数形のnochesになっているため、この場合も形容詞Buenoが、女性・複数形のBuenas「ブエナス」になっています。

 

まとめ

スペインに行くと、思っていた以上に挨拶をする機会があるかと思います。

「El silencio es plata, hablar es oro」(沈黙は銀、雄弁は金)という言葉がある通り、スペインではとにかく、まず声を出すことが大事です。

はじめは恥ずかしいかもしれませんが、思い切って自分から大きな声で「¡Hola!」と声をかけてみましょう。

そうすれば、必ず「¡Hola!」と返事が返ってくるはずです。

 

★ライター名:けいさん

★プロフィール:留学をきっかけに、スペインに生活の拠点を移す。エル・グレコやベラスケスのようなスペイン17世紀の画家について勉強しています。

 

【関連記事】【一覧】恋愛で使えるスペイン語フレーズまとめ!
【関連記事】【スペイン語】じゃんけんで使う単語&フレーズを解説!
【関連記事】スペイン語で「おやすみ」「良い夢を」「また明日」などの言い方まとめ!
【関連記事】スペイン語で「幸せ」「楽しい」「おもしろい」などの言い方まとめ!
【関連記事】恋人や友人同士で使えるスラング&若者ことばまとめ!