みなさんこんにちは!Suzunoです!
最近はBTSやTWICEなど日本でも多くのK-POPアーティスト達が注目され、韓国語の勉強を始めている人が増えています。
韓国語は学校に通ったり、オンラインレッスンを受けたりと様々な方法で学ぶことができますが、できるだけコスパ良くお金をかけずに勉強したいという方も多いのではないでしょうか。
実際、独学で韓国語の勉強している人の聞いてみると、、
「独学は何から手をつけていいから分からなくて勉強が進まない。」
「分からないところを解決できないので独学は難しい。」
このようにネガティブな意見が多いのも事実です。
ですが、韓国語は独学でも勉強のコツを掴めば誰でも上達できますし、留学経験者のようにペラペラ喋れるようになることも夢ではありません!
今回は韓国語を独学でペラペラ話せるようになる勉強方法や勉強に必要な期間について、独学でTOPIK6級を取得した私、Suzunoが詳しく解説していきたいと思います。
独学で韓国語がペラペラに話せる理由
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みなさんは「韓国語は日本人にとって簡単な言語である」という話を聞いたことありますか?
一概に簡単とは言い切れませんが、日本人にとって韓国語は学びやすい言語であることは間違いありません。
なぜなら日本語と韓国語にはある共通点があるからです。
日本語と韓国語の共通点
- 文法がほぼ同じ
- 発音が似ている単語が多い。
- 漢字に由来した言葉がたくさんある。
それぞれ詳しく解説していきます!
文法がほぼ同じ
みなさんは英語の勉強をしたときに、文法の違いに悩まされたことはありませんか??
単語を覚えて、文法を覚えて、、、と学生の頃の英語学習は大変でしたよね。
ですが、韓国語の文法は日本語とほぼ同じ!日本人にとっては圧倒的に勉強しやすい言語なんです。
例えば、「私は日本人です。」の場合
【私 は 日本人 です。】
저 는 일본사람 입니다.
このように韓国語は単語や助詞、簡単な文法を覚えればあとは日本語にパズルのように当てはめていくだけでOK!ペラペラへの道もそう遠くはありません*
発音が似ている単語が多い
発音が似ている単語が多いのも日本人が韓国語を学びやすい理由の一つです。
【図書館】
도서관(トソグァン)
【教科書】
교과서(キョグァソ)
【都市】
도시(トシ)
この例を見てみると外国語にも関わらず、なぜか日本人にとって馴染みのある発音だということが感じられるのではないでしょうか。
なんとなく発音が似ているものもあれば、全く同じものもある韓国語。面白いですね^^
漢字に由来している単語がたくさんある
実は日本人が持っている漢字の知識は韓国語を学ぶ上で大きな武器となります。
韓国語の中には漢字を元にして作られた単語があり、それを漢字語と言います。
漢字語の発音や使われ方は実は日本語とほとんど一緒のため、漢字語を覚えることで短期間でたくさんの単語を覚えることが可能です。
例えば以下を見てみましょう。
学校(ハッキョ)
韓国語で「学」という漢字は【학】、「校」は【교】と書きます。
では「学生」は韓国語でなんというのでしょうか?
先ほど紹介した「学」と「生」の漢字語である【생】をつけて
【학생(ハクセン)】
と言います。
その他にも学者【학자】、学習【학습】、大学【대학】のように「学」という漢字語を覚えただけで日本語の単語から韓国語を連想しやすくなるのです!
パズルのように比較的簡単にできちゃう韓国語。
そのためコツさえ掴めば独学でもペラペラになれちゃいます。
独学で韓国語をマスターするのに必要な期間
”マスター”と聞くとみなさんはどのぐらいのレベルを想像しますか??
「韓国語の検定の一番上の級を取ればマスターと言える!」
「ペラペラ自分の言いたいことを言えていたらOK!」など
きっと人によって様々ですよね。
今回は独学の勉強で「ある程度自分の気持ちを話したり、アイドルのでている番組を字幕なしでも楽しく見れる」を目標とした時の勉強期間考えていきましょう。
毎日平均2時間ほどの勉強を約2〜3年続ければ、生活には全く困らない程度に会話や読み書きができるようになると考えられています。
語学の勉強は何よりも定期的に続けることが大切です!
独学での学習で一番難しいのはモチベーション作り。
一緒に勉強する仲間や先生がいない分、モチベーション維持も自分でなんとかしなければなりません。
そのため、独学で学ぶ人は楽しく学ぶ勉強法や教材などの情報収集が重要となってきます。
自分に合った勉強方法を研究しながら楽しく韓国語の勉強を続けてくださいね^^
韓国語の独学におすすめの教材
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教材①:本
独学での学習にまず必要なのが本の教材です。
現在はレベルや強化したいポイントに合わせた教材が本屋にたくさん並んでいます。
特に初級は分かりやすい教材が多く、種類も豊富なためぜひ本屋で自分好みの教材を選んでみてください。
韓国語教材を選ぶポイントはハングルにカタカナでルビが振っていないものを選ぶことです。
カタカナのルビは読むときに楽ですが、ハングルそのものの発音と少し差異があるものが多いためカタカナ読みに慣れてしまうと後の発音矯正が大変になります。
教材を1冊終えたら次に気になる教材に進むという形で勉強していくと自然に韓国語がレベルアップしていきます◎
教材②:動画(YouTube)
Youtubeは現在、なんでも学べる無料の教材倉庫化しているのをご存知ですか??
実は韓国語界隈で有名な先生方が無料講義をアップロードしていたりと、独学の学習者には嬉しいコンテンツがたくさんあるんです。
特に教科書に載っていないネイティブの言い回しや話し方を学ぶのにおすすめです。
しかし中には語学の専門家ではなく、曖昧なことを話している人が多いのも現状です。教育コンテンツ視聴の際は嘘の情報に踊らされないように注意してください。
教材③:アプリ
アプリも無料で使える学習コンテンツがたくさんあります。
韓国語を学ぶアプリはもちろん、ネイティブと会話をしたり、分からないポイントを質問し合えるものまで多種多様です!
独学で韓国語が上手な人は隙間時間を上手に使っていると言われています。
ちょっと時間のある時に楽しく学習できるアプリをうまく活用して韓国語力アップを目指しましょう。
教材④:ブログ
韓国語を学んでいると悩んだり、誰かに相談したくなることがありますよね。
そんな時におすすめなのがブログです。
ブログは一般の方のリアルな心情や経験を学ぶことができます。
韓国語の勉強法で悩んだ時は、同じく独学で韓国語を勉強してきた方のブログを探しましょう!
きっと皆さんと同じ悩みを抱えながらどのように解決して行ったのかを詳しく書いてくれているはずです。
他にも教材選びなどでもブログは役に立ちます。
例えば検定に向けた教材を買いたい時など「ハングル検定 教材 おすすめ」などで調べると合格者が使っていた教材や教材を活用した勉強法なども知ることができます。
独学の勉強はブログを上手に活用して先輩たちの知恵を学ぶことで効率がUPするのでどんどん使っていきましょう^^
教材⑤:ドラマ
ドラマも生きた韓国語を学ぶのにとても役立つ教材のひとつです。
今ではU-NextやNetflixなどを使うと日本語字幕と韓国語字幕を両方同時につけて試聴したり、セリフ台本をダウンロードすることもできます。
自分の好きな俳優さんが出ているドラマを何度も繰り返し見たりセリフを真似しながら楽しく韓国語を学びましょう!
本を使った勉強のやる気がない時、代替手段としてもおすすめです。
教材⑥:K-Pop
この記事を読んでいる方の中には K-POPが好きで韓国語学習を始めた方も多いのではないでしょうか??K-POPはワクワクを与えてくれるだけではなく、何よりも身近で手軽に韓国語を勉強できる教材です。
音楽を聴くときはぜひ歌詞を一緒に見ながら聞いてみてください。
知らない単語や文法などを見つけたら調べてノートにメモしておきましょう。
普段からよく聴く楽曲で勉強すれば韓国語の意味も学べ、音楽を聴く時間が楽しくなること間違いなしです。
初心者が韓国語を独学で学ぶ順番
順番①:ハングル(反切表)の読みを勉強する
まずはなんといってもハングル=韓国語の文字を読むことがスタートです。一見難しく見えるハングルですが、ローマ字を日頃から使っている皆さんならすぐ読めるようになりますので安心してください!
全部で24文字あるので少しずつ読める音を増やしていきましょう。
順番②:発音を勉強する
ある程度ハングルを読めるようになったらどんどん声に出して発音していきましょう!言語は話したり、意思疎通するために使われているもの。
そのため発音を繰り返し練習することはとても重要です。
初級の段階では細かい発音はあまり気にしすぎる必要はありません!
楽しくたくさん口を動かして韓国語を体に慣らしていきましょう。
順番③:単語を覚える
韓国語で重要なのは単語です。
単語を覚えれば表現の幅がどんどん広まっていきます。
単語帳や本を使った勉強ももちろん大切ですが、好きなアイドルが出ている番組やドラマなどにも注目して見てください!
日常生活で使える単語は意外と身の回りに溢れています。
自分の部屋にあるものを全て韓国語にしてみるのも良い勉強法のひとつですね。
順番④:文法を覚える
単語を覚え始めたら次に必要なのが文法です。
韓国語は文字の並びが日本語と似ているので日常会話程度であれば文法もそこまで難しいものは多くありません。
今まで学んだ単語を文法に当てはめながら文章を作る練習を繰り返すのが上達への近道です。
順番⑤:会話を覚える
基礎を学んだらいよいよ実戦の会話です!
会話はすぐにできるものではなく、慣れるために訓練が必要となります。
会話のコツは一言で返せるフレーズをたくさん学んでおくことです。
ドラマやバラエティでアイドルがよく使うフレーズは状況ごと丸暗記しておきましょう。
最初から完璧に話すことを目指すのではなく、会話で少しずつ使える表現を増やしていこうとする姿勢が大切です。
まとめ
今回は韓国語は独学でペラペラになるのか?をテーマに勉強方法や勉強時間について解説してきました。
語学がペラペラになる近道はなんといっても継続しかありません!
毎日少しでも勉強を続けていれば成果は必ず出てくるのが語学です。
逆に途中でやめてしまえば学んだ知識は全てなくなってしまいます。
ぜひこれから韓国語の勉強を始める人は自分に合った勉強法を探しながら、目標に向かって突き進んで行ってください!
その先にきっとペラペラの道が待っているはずです!
それではみなさんの韓国語学習がより良いものとなりますように*
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★担当ライター:Suzunoさん
★プロフィール:韓国語勉強歴6年目の日本語教師です◎ 独学でTOPIK6級、ハン検2級に合格しました。現在は韓国語独学者を応援するサイトを運営し、韓国語独学サポーターとして活動をしています♪韓国語の勉強法や勉強に役立つ情報をブログやインスタで日々発信中!