ドイツ語圏では、その街の特色によって職人の工芸品や現代アートなど様々な品物が売られています。今回は、買い物をするときにも、ウィンドウショッピングをするときにも便利なフレーズをご紹介していきましょう。
基本のドイツ語
【〇〇をください】
〇〇, bitte.(〇〇 ビッテ)
【これください】
Diese, bitte.(ディーゼ ビッテ)
【これとこれをください】
Diese und diese, bitte.(ディーゼ ウント ディーゼ ビッテ)
「diese」は、指している名詞の性によって「diesen」「dieses」などに変化します。しかし、物の名前や名詞の性が分からないときには、とりあえず「diese」を使う人が多いので、こちらの言い方を覚えておくのがおすすめです。
【〇個ください】
〇, bitte.(〇 ビッテ)
【以上です(これで注文は終わりです)】
Das ist alles.(ダス イスト アレス)
【いくらですか?】
Wie viel kostet das?(ヴィー フィール コステット ダス)
【これは何ですか?】
Was ist das?(ヴァス イスト ダス)
【会計カウンターはどこですか?】
Wo ist die Kasse?(ヴォ― イスト ディ カッセ)
「Kasse」とはレジのことで、この部分を言い換えるとお手洗いや品物の場所を聞くことができます。
【会計お願いします】
Die Rechnung, bitte.(ディ レヒヌング ビッテ)
こちらは、カフェやレストランで給仕されているときに、ウエイター/ウエイトレスに伝える一言です。
【このクレジットカードは使えますか?】
Kann man diese Kreditkarte benutzen?(カン マン ディーゼ クレジットカルテ ベヌツェン)
「diese」を使うことで、特定のクレジット会社を指定することができます。
【免税手続きをしてください】
Ich möchte gerne steuerfrei einkaufen.(イッヒ メヒテ ゲルネ シュトイヤーフライ アインカウフェン)
お店で直接免税の手続きをしてもらえるほかに、空港などで返金手続きをしなければいけない場合もあるので、免税手続きについては店員にしっかりと確認しておきましょう。
【見ているだけです。ありがとう】
Ich schaue nur an. Danke schön.(イッヒ シャウエ ヌア アン.ダンケ シェーン)
【ちょっと考えてみます】
Ich überlege mir noch.(イッヒ ユーバーレーゲ ミア ノッホ)
【ありがとう】
Danke schön.(ダンケ シェーン)
食べ物の場合
【試食しても良いですか?】
Darf ich es probieren?(ダーフ イッヒ エス プロビエレン)
【2ユーロ分下さい】
Für 2 Euro davon, bitte.(フュア ツヴァイ オイロ ダフォン ビッテ)
服・小物雑貨などの場合
【〇〇はありますか?】
Haben Sie hier 〇〇?(ハーベン ズィー ヒア 〇〇)
【他の色はありますか?】
Haben Sie es mit anderen Farben? (ハーベン ズィー エス ミット アンデレン ファーベン)
【もう少し小さなものはありますか?】
【試着しても良いですか?】
Darf ich es anprobieren?(ダーフ イッヒ エス アンプロビエレン)
【手に取ってもいいですか?】
Darf ich es anfassen?(ダーフ イッヒ エス アンファッセン)
ショッピング時の注意点
量り売りに注意
市場だけではなく、スーパーマーケットで売られている果物やチーズも、量り売りになっていることがしばしばあります。その時には、欲しい量の品物を自分ではかりに乗せ、商品の値札に書かれている番号を入力しましょう。そうすると、値札シールが印刷されて出てきます。
レジ袋は有料
環境問題に関心の強いヨーロッパの国々では、レジ袋は有料です。お店によっては、かわいいデザインの買い物バッグを売っているところもあるので、お土産代わりにいくつか買ってしまうのもいいかもしれませんね。
サイズ表記の違いに注意
ヨーロッパの基準サイズは日本のそれとは違いますし、肩幅や腰幅のバランスも違います。特に衣類を購入する際には、必ず試着するのを忘れないようにしましょう。
まとめ
物によっては日本よりも安い値段で購入できるものが多く、ついついショッピングが長引いてしまうこともあるかもしれません。海外では、買い物ルールを少し知っておくだけでもとてもショッピングがしやすくなります。ドイツ語圏に行かれる方は、ちょっとだけ予習してみてくださいね。
★担当ライター:Erdbeerenさん
★プロフィール:ドイツでの留学を経てスイスに引っ越しました。今は、ドイツとスイスの観光・語学・文化についてのリサーチと執筆活動をしています。
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