今回はドイツ語で「幸せ」「楽しい」「おもしろい」などの言い方をご紹介します。自分で色々な表現を言えるようになれば、きっとさらにドイツ語が楽しくなるはずですよ!
ドイツ語で「幸せ」
glücklich (グリュックリッヒ
ドイツ語で「幸せな・幸福な」を表す単語は「glücklich (グリュックリッヒ」です。
例文
【私は幸せ】
Ich bin glücklich.(イヒ ビン グリュックリッヒ)
【私は幸せな生活を送る】
Ich führe ein glückliches Leben.(イヒ フューレ アイン グリュックリッヒェス レーベン
ちなみにドイツ語の「glücklich」は英語でいう「happy,lucky」に当たりますよ。
ドイツ語で「楽しい」
Spaß(シュパース
「楽しい」は「Spaß(シュパース)」と表します。
例文
【私は楽しい】
Ich habe Spaß.(イヒ ハーベ シュパース)
基本的に「楽しい」を表すときには、この「Spaß(シュパース)」を使うのが一般的です。英語でいう「fun」に当たります。また、ドイツ語で「美しい・素敵な」と言う意味を持つ「schön(シェーン)」も場合によっては「楽しい」と表現することがあります。
例えば…
Heute ist sehr schöner Tag.(ホイテ イストゥ ゼア シューナー ターク)」
で、
【今日はとても楽しい日】
と言う意味になります。
ドイツ語で「楽しい」を表現する際によく使ってしまいがちなのが
genießen(ゲニーセン)
と
sich freuen(ジッヒ フロイエン)
という動詞です。
この2つの動詞は「楽しい」という表現ではなく、「楽しむ」という表現になるので注意してください。
「genießen(ゲニーセン)」は「楽しむ」、「sich freuen(ジッヒ フロイエン)」はsich4格+ an + et3格 で「何かを喜ぶ 、楽しむ」と言う意味です。
一見どちらも同じでは?と思う方もいると思いますが、この2つは意味合いが違います。「楽しい」はただ単純に楽しかったり、満足で愉快な気分であるのに対して、「楽しむ」は何か結果に対する過程の中でどうそれと向き合っていくのかという違いがあります。例えば「Ichgenieße mein Leben.(イヒ ゲニーセ マインレーベン)」で「私は私の人生を楽しんでいる」というように使います。
ドイツ語で「おもしろい」
lustig(ルスティヒ)
ドイツ語で「おもしろい」は「lustig(ルスティヒ)」です。
例文
【彼はおもしろい】
Er ist lustig.(エア イストゥ ルスティヒ)
【おもしろい顔】
Ein lustiges Gesicht (アイン ルスティゲス ゲジヒト)
他にも「おもしろい」という意味を持つ「komisch(コミッシュ)」がありますが、これはネガティブな表現方法です。「Ein komischer Mensch (アイン コミッシャー メンシュ)」で「おかしな人物」という意味になります。辞書には「おもしろい」とも記載されていますが、どちらかというと「おかしな、奇妙な」というネガティブな意味で使われることが多いので、使う際は注意してくださいね。
まとめ
ドイツ語で「幸せ」「楽しい」「おもしろい」などの言い方、正しい使い方が今回理解できたと思います。ぜひフレーズを覚えて、実際に使ってみてくださいね。
★担当ライター:にゃんこ
★プロフィール:大学在学中にドイツへ留学・ワーホリを経験し、1年間ドイツ語講師を勤める。卒業後はドイツへ移住し、現在子育てをしながらライターとして活動中。
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