ミンガラーバー!こんにちは!ミャンマー在住のサンダーです。
今回はミャンマー語で「おやすみ」「良い夢を」「また明日」の言い方をご紹介します。別れ際によく使う言葉ですが、「バイバイ」以外にも言い方はいろいろあります。
バリエーションが増えるとミャンマー人との会話も楽しくなりますよ。さらにミャンマー語を話してくれる外国人にはとても親近感を持ってくれるので、どんどん使ってみましょう。
ミャンマー語で「おやすみ」
【おやすみ】
အနားယူပါဦမယ်(アナーユーバーオウンメー)
「休む」という動詞は「အနားယူ(アナーユー)」という意味です。よくミャンマー人の家に行くと「ゆっくり休んでいってね。」という声をかけられますが、その表現でも使います。少しかしこまった言い方になるので、目上の人に使うと良いでしょう。
ကောင်းတော့ည(カウンドニャ)
「ကောင်း(カウン)」というのは「良い」という意味です。「ည(ニャ)」は「夜」を表しています。直訳すると「良い夜を」というような意味ですが、ミャンマーでは「おやすみ」という時に置き換えて言うのが一般的です。
နှစ်နှစ်ခြိုက်ခြိုက်အိပ်ပျော်ပါစေ(ニッニッチャイッチャイッエイッピョーバーゼー)
「နှစ်နှစ်ခြိုက်ခြိုက်(ニッニッチャイッチャイッ)」は「ぐっすりと」という意味です。日本語でも同じ言葉を2つ並べる「繰り返し言葉」がありますが、実はミャンマーにもあります。元々の意味は「ぐっすり眠れますように」という意味ですが、別れ際に「おやすみ」と声をかける時にも使います。
ミャンマー語で「良い夢を」
【良い夢を】
အိပ်မက်လှလှမက်ပါစေ(エイッマッララマッバーゼー)
「အိပ်မက်(エイッマッ)」は「夢」という意味です。「夢を見れますように」と直訳できますが、日本語の「良い夢を」に相当する言葉です。丁寧な言い方なので、どの立場でも使うことができます。
အိပ်မက်လှလှမက်ပါစေနော်(エイッマッララマッパーゼーノー)
もう少しフランクに使いたい時は、語尾に「နော်(ノー)」を付けましょう。ミャンマーでは友人同士など親しい間柄で使う言葉は主語も語尾の言葉も変化します。ミャンマー語を始めたばかりの人も、語尾をフランクな表現に変えるだけで同じミャンマー語でも2通りの使い方ができるのと同じくレベルアップしますよ。
ミャンマー語で「また明日」
【また明日】
မနက်ဖြန်မှာတေ့မယ်(マネッピャンマートゥエメー)
「မနက်ဖြန်(マネッピャン)」は「明日」という意味です。「တေ့(トゥエ)」は「会う」という動詞です。「また明日お会いしましょう」という表現になります。毎日会うような人に対して別れのあいさつで使います。この後子供や親しい人であれば「တာ့တာ(タッター)」「バイバイ」と付けると挨拶としては完璧です。
နောက်တစ်ကြိမ်တေ့ကြတာပေါ့(ナウッタチェイントウエチャーダーポ)
明日会うかどうかはわからないけれど、近々また会う予定の場合、「နောက်တစ်ကြိမ်(ナウッタチェイン)」「今度」という表現に置き換えて言うことができます。「今度」という時は「နောက်တစ်ခါ(ナウッタカ)」という時もあります。確実に明日会うかどうかわからない時はこちらを使いましょう。
ပြန်တေ့ပါမယ်(ピャントェバーメー)
「ပြန်(ピャン)」は「また」という意味です。友人同士などで「また会おうね」というような意味で使いたい時にはこちらの表現をオススメします。あまり目上の人には使わない表現です。
まとめ
ミャンマー語のガイドブックには最初の挨拶はよく載っていますが、実は別れの挨拶のバリエーションは少なく、苦労している人も多いと聞きます。どの国の人も別れの挨拶でその人の印象の1つが決まってしまうこともあります。シーンに応じって使い分けることができれば、ミャンマー語もどんどん上達しますよ!ぜひ覚えてみて下さいね!
★担当ライター:サンダーさん
★プロフィール:家族の仕事の関係でミャンマーに駐在。旅行が趣味で東南アジアのアクティビティも様々経験。現地語のミャンマー語を勉強しながら、ローカル色豊かな生活をエンジョイしています。
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