こんにちは。チャオ。イタリア在住のまこです。
ここではみなさまにイタリア人男性との国際結婚で大変な点や、必ず遭遇する問題点などをまとめてご紹介します!
「なにも幸せの絶頂期にそんなこと知らなくても…」という方もいるれません。
しかし、事前にリスクを知っておけば、結婚前に回避できることも多いハズ。是非、より良い結婚生活を送るためのレシピだと思ってご参照ください。
言葉の壁
異なる言語を話す者同士の結婚で立ちはだかる第一の壁といえば「言葉の壁」ではないでしょうか。
特に「好きになった人がたまたまイタリア人だった」という人は、一念発起して辞書や教科書と睨めっこしなければならないのが辛いですよね。
ご安心ください!結論から言うと大方の諸先輩方曰く「そこまで心配しなくても大丈夫」だそうです。
日常会話で使うイタリア語は限られているので、ニュースや新聞に出てくるイタリア語はわからなくとも、一旦の夫婦の会話は早い段階で出来るようになるものだそう。
また、パートナーも同じように日本語を勉強してくれるため、イタリア語と日本語の入り混じった会話を取り交わしながら、わからない点は「〇〇ってどういう意味?」なんて質問し合うウチに、いつの間にかイタリア語が話せるようになっていくようです。
食事の壁
イタリア人食事に関して保守的な人が多く「イタリア料理以外滅多に食べない」という人も少なくありません。しかし、往々にして国際結婚に前向きなタイプのイタリア人は異国料理(特に日本料理)についても興味関心が高い為、こちらもそこまで難しく考えることはないでしょう。
私の友人などは、日本への一時帰国のたびにイタリアでなかなか食べられない日本料理を食べに行っては「佃煮って世界一美味しいね!」「僕、筑前煮毎日食べたい!」などと、パートナーから日本食を絶賛されて嬉しいそう。
一方、普段家でイタリア料理を作る時は、どうしても文句を言われてイラっとすることも多いそうですが、そんな時は是非彼の知らない日本語でこっそり悪態をついちゃいましょう★(笑)
お金の価値観
今日イタリアは決して「豊かな国」とは言えません。そのため時間にはルーズなイタリア人もお金に対しては案外シビア。私の周りではどちらかというとパートナーから「節約!節約!」と言われ続けて“貧乏疲れ”してしまう友人が多いです。
「お金かかるから親と一緒に住もうよ」「(ゴミ箱から穴あきソックスを持って来て)これ落ちてたよ?縫わないの?」だなんて言われると、思わず溜息をついてしまうことも・・・。
面従腹背が夫婦円満の秘訣!日本の物ならパートナーは値段の感覚がわからないので、一時帰国の際に、こっそりお気に入りのスイーツやお洋服をゲットしてリフレッシュしましょう♪
子供の教育
子供の教育については日本同様、家庭の数だけ方針があり様々ですが、小さいウチからたくさん習い事をさせたりする点は日本と似ているかもしれません。
よく「イタリア人は子供が公共の場で騒いだり泣きわめいたりしていても叱らない」だなんて言いますが、これも地域差や家庭による差が大きく、怒る家はちゃんと怒ります。
ということで、子供の教育については、パートナーとしっかり話し合いながら進めて行けばそこまで心配することはないでしょう。
ただ1点、日本と違って困るのが「送り迎え」に関する点。イタリアでは子供の学校への送り迎えは親の義務となります。
日本にいれば簡単そうですが、これが意外と厄介で、特に車の運転が出来ないお母さんは、学校が遠いと、行って帰って一息ついたらもうお迎えの時間・・・、イタリア名物「ストライキ」がある日はこまめにチェックしておかないと、当日大変なことになってしまいます。
義家族との付き合い方
義家族との付き合い方も子供の教育同様、家によって様々ですが、よく挙がるのが手ごわい「マンマ(義母)」の存在です。特に家事については要求レベルが超超高い!
休暇明けは「義家に行ったら、義母からたっぷりダメ出しを食らった」なんて笑えない土産話も・・・。どうしても心が辛くなってしまった時は旦那さんに相談してみましょう。
息子からのお願いならマンマも「仕方ないなぁ」とたいてい許してくれます。
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まとめ
いかがでしたか!?思わず前途洋洋だったハズの国際結婚に暗雲が立ち込めてしまった方もいるかもしれません。
でも大丈夫!日本人同士で結婚したって、大変な点はたっくさんあります。
「お受験競争がない」「親戚が敬語の使い方にうるさくない」「男性が家事に協力的」など日本とは違ったメリットもたくさんありますので、あんまり思いつめないで!
嫌なことがあったら日本語で日本の友達にこっそり電話やメールで愚痴ってストレス発散しましょう♪
それでは、チャオ!
★担当ライター:まこさん
★プロフィール:結婚をきっかけにイタリアに移住。ミラノ郊外で主婦業をする傍ら、週末は独身時代からの夫婦共通の趣味であった旅行を楽しんでいます。
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