こんにちは。チャオ。イタリア在住のまこです。
ここではみなさまに、イタリア語の「幸せ」「楽しい」「おもしろい」などの言い方の数々をご紹介します。
普段イタリア語を勉強していない方も、イタリア旅行中や日本のイタリア料理店などでサラっと使えたら最高にカッコイイですよ!使用シーンなども合わせてご紹介します。
*ちなみに、イタリア語には男性名詞、女性名詞という概念が存在し、さらにそれらは「単数」なのか「複数」なのかによってどんどん語尾が変化していきます。本格的にイタリア語を勉強される方は語尾変化を覚えるべきですが、間違えても意味と気持ちは十分通じますので、今回は詳しい文法は割愛し、辞書に載っている形(男性単数)にてご紹介します
イタリア語で「幸せ」
【幸せ】
Felice. (フェリーチェ)
「フェリーチェ」は辞書で「幸せ」と調べると、おそらく最初に出て来るイタリア語の「幸せ」だと思います。
刹那的な幸福感というよりは、じわじわとこみあげてくる嬉しい感情を表したい時に用います。
●例文:
【(私は)幸せです】
Sono felice.(ソノ・フェリーチェ)
【幸せなら手を叩こう】 *日本版とメロディーは一緒なので是非聴いてみてください。
Se sei felice e tu lo sai batti le mani.(セ・セイ・フェリーチェ・エ・トゥ・ロ・サイ・バッティ・レ・マーニ)
【(私は)満足しています】
Sono contento.(ソノ・コンテント)
フェリーチェよりもう少し気軽に使うことが出来る「幸せ」が「満足している」という意味のイタリア語を用いた「ソノ・コンテント」という表現です。英語の「ハッピー」のようなニュアンスを持っている言葉なので1日に何回言ってもオーバーには聞こえないでしょう。
【(私は)幸せものです】
Sono stato fortunato.(ソノ・スタート・フォルトゥナート)
上の「ハッピー」に対して「ラッキー★」を表すイタリア語が「フォルトゥナート」を使った表現です。フォルトゥナートはフォーチュンクッキーの「フォーチュン(英語の“幸運”)」と同じルーツを持つ言葉。
「今日はツイてたなぁ~!」なんて時は「ソノ・スタート・フォルトゥナート!」と言ってみてください。
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イタリア語で「楽しい」
【楽しい】
Divertente. (ディヴェルテンテ)
「ディヴェルテンテ」は少々長くて複雑なイタリア語ですが、イタリアの街を歩いているとあちこちから聴こえてくるのでスグ覚えてしまうハズ!日本語の「楽しい!」と同じように使うことが出来ます。
●例文:
【(きょうは)とても楽しかったです】
È stato molto divertente.(エ・スタート・モルト・ディヴェルテンテ)
イタリア語で「面白い」
【面白い(興味深い)】
Interessante. (インテレッサンテ)
「インテレッサンテ」は英語の「インタラスティング(interesting)」と同じルーツを持つ言葉で「興味をそそられる」「心惹かれる」といったニュアンスを持つ「面白い」を表すイタリア語です。辞書で「面白い」を調べると「ディヴェルテンテ」が出て来るかもしれませんが、インテレッサンテは英語と似ていて覚えやすいので是非取り入れてみてはいかがでしょうか?
【面白い(ウケる)】
Buffo. (ブッフォ)
「ブッフォ」は「ウケるー!」といったニュアンスを持つ「面白い」を表すイタリア語です。こちらも「ディヴェルテンテ」で代用可能ですが、短くて覚えやすいので是非取り入れてみてください。
【面白い(くっだらなーい!)】
Ridicolo. (リディーコロ)
「リディーコロ」は「ブッフォ」と同じようなシーンで使える「面白い」を表すイタリア語で、日本語にすると「くっだらなーい(笑)!」といったニュアンス。「笑う」を意味するイタリア語の動詞「Rirede(リデーレ)」と似ているので覚えやすいハズです。
テレビやCMで思わず吹き出しそうになってしまうようなシーンが出てきたら是非使ってみてください。
【面白い(滑稽な)】
Burlesco. (ブールレスコ)
「ブールレスコ」と聞いてピンと来た貴方はセンスあり!そう、この言葉は映画化もされた人気ミュージカル「バーレスク」の語源となった言葉なんです。ということでミュージカルのように「滑稽な」シーンに出くわした際は是非使ってみてください。
まとめ
「幸せ」「楽しい」「おもしろい」はどれもポジティブな言葉なのでSNSのハンドルネームやお店の名前などを決める際も活躍するかもしれません!是非沢山使って覚えてくださいね。
それではチャオ!(バイバイ!)
★担当ライター:まこさん
★プロフィール:結婚をきっかけにイタリアに移住。ミラノ郊外で主婦業をする傍ら、週末は独身時代からの夫婦共通の趣味であった旅行を楽しんでいます。
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