こんにちは。チャオ。イタリア在住のまこです。
ここではみなさまに日本のアマゾンで買えるオススメのイタリアワイン5選をご紹介します。日本で味わうも良し!もちろんイタリア旅行のお土産としてや、現地で味わう一杯としてももってこいですので、是非楽しくご覧ください。
◇マルサラ・ワイン
マルサラ・ワインはレモンなどで有名なシチリア州のご当地ワイン(リキュール)です。南イタリアの温暖な気候の中で、地中海の海風と燦々(さんさん)と降り注ぐ黄金色の太陽の光をたっぷり浴びて育ったぶどうは糖度が高く栄養もたっぷり!特にミネラルが豊富なので、現地では「身体が美味しいと喜ぶワイン」だなんて言われることもあります。
「糖度が高い」といっても味は甘口~辛口まで種類豊富なので、お好みに合わせて幅広いラインナップの中からお好みの物をどうぞ。
また「普段ほとんどワインを飲まない!」という方にもマルサラ・ワインはオススメ。
というのも、マルサラ・ワインはイタリアの有名スイーツの数々を作る際にも欠かせないアイテムだからです。
特に有名なのが「ティラミス」で、イタリアではティラミスを作る際は、このマルサラ・ワインがないと始まりません!
また、北イタリアのピエモンテ州に伝わる伝統的なデザート「ザバイオーネ」にもマルサラ・ワインは欠かせないアイテムで、こちらは現地のカフェで気軽にお試しいただけますので、お酒が弱い方や旅行中にお酒を飲んで顔が赤くなってしまうのが気になる方は。是非お菓子でイタリアンワインを味わってみてはいかがでしょうか?
◇バローロ・ワイン
バローロ・ワインはイタリアを代表する赤ワインの種類の一つで、日本のワイン通の方がイタリアのワインを語る際は、必ずと言っていいほど名前が挙がる超人気銘柄です。
イタリア国内でも「ワインの王様」と言われ愛されているバローロは、もともとはピエモンテ州の「バローロ村」というところでつくられていたワインが、そのままワインの名前となりました。
バローロ村は山間の町ゆえに、バローロ・ワインは肉料理との相性が抜群!是非とっておきの日に試してみてはいかがでしょうか?
色々なメーカーから出ていますが特におすすめなのは「フォンタナ・フレッダ(Fontanafredda)」社というところです。
フォンタナ・フレッダ社は「冷たい泉」という意味を持つイタリアきっての人気ワインブランドで日本の超有名ホテルや星付きイタリアレストラン、高級食料品店などでもおなじみのブランドです。
1858年にイタリア初代国王であるヴィットリオ・エマヌエーレ二世が土地を購入し、息子のアルベルト氏がワイナリーを創業したのがはじまりという大変歴史と伝統がある点も魅力。現在でもワインセラーを訪ねることが出来、1年中多くのセレブが足を運ぶ人気観光名所でもあります。
◇キャンティ・ワイン
キャンティ・ワインはフィレンツェなどのあるトスカーナ州でつくられているご当地赤ワインです。サン・ジョヴェーゼという種類のぶどうに白ぶどう等を混ぜてつくられるキャンティ・ワインはイタリアきっての「飲みやすいワイン」として有名なので、大勢の人が集まる席でのおもたせや、これからワインを勉強したい方がたしなむ一杯としても、もってこいですよ!
また、大衆ウケ抜群のお味もさることながらワインボトルが特徴的な点もキャンティの魅力のひとつで「フィアスコ・ボトル」という、一般のワインボトルに比べてずんぐりむっくりした形のボトルがトレードマークです。
現在では一般のワインボトルで提供するメーカーも増えてしまいましたが、寸胴なボトルに藁が巻いてあるワインがあれば間違いなくキャンティですので、是非見つけた方はお買い求めになってみてはいかがでしょうか?
◇ランブルスコ・ワイン
ランブルスコ・ワインはパルマハムやボロネーゼ、パルメジャーノチーズなどの発祥の地として有名なエミリア・ロマーニャ州の誇る微発泡タイプの赤ワインです。しゅわしゅわっとした飲み心地がピザやパスタなどの油料理との相性も抜群ですし、グラスに注いだ時の見た目もとっても華やかで可愛いらしいです。
大衆向けなのでお値段もお手頃の物がほとんど!是非目で舌で味わってお楽しみください。
◇ヴァルテリーナ・ワイン
ヴァルテリーナ・ワインはイタリア第二の都市ミラノのあるロンバルディア州の赤ワインです。北はスイス、西は同じくワインの世界的産地として有名なピエモンテ州という好立地にあるヴァルテリーナは急斜面の厳しい環境の中で育てられたぶどうがコク深い味わいを演出してくれます。
お魚料理などとも合いますが、同じくコクのあるチーズやお肉料理などとの相性は最高ですので、是非試してみてはいかがでしょうか?
さすがはミラノ近郊で生産されているとだけあって、お値段は全体的に高めではあるものの、その分贈り物や目上の方へのお土産などにもピッタリです。
まとめ
お酒が弱い方や大瓶が飲みきれない方は温めてホットワインにしてアルコールをまろやかにしたり、アイスクリームにかけたり、チョコレートやチーズなどと一緒に頂くのもオススメ。もちろん料理酒としても大活躍間違いなしですので、是非チェックしてみてください!チャオ!(バイバイ!)
★担当ライター:まこさん
★プロフィール:結婚をきっかけにイタリアに移住。ミラノ郊外で主婦業をする傍ら、週末は独身時代からの夫婦共通の趣味であった旅行を楽しんでいます。
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