こんにちは。チャオ。イタリア在住のまこです。
イタリア語の「こんにちは」のあいさつは「チャオ」や「ボンジョルノ」など、日本でもおなじみのものが沢山!
しかーし!イタリア語の「さようなら」については意外と知らない方が多いのではないでしょうか!?
ここではみなさまに「バイバイ」「さようなら」「また今度」など、別れのあいさつをイタリア語では何と言うのかご紹介します。
イタリア語で「バイバイ」
Ciao(チャオ)
「チャオ=こんにちは」と思っている人も多いかもしれませんが、なんと「バイバイ!」とフランクに別れのあいさつをしたい際も、チャオはぴったりのフレーズです。
日本語の「どーも」に近いニュアンスの言葉なので、出会い頭にも別れ際にも「チャオ」は便利に使えます。
*なお、イタリア人は日本人ほど上下関係に敏感ではないですが、初対面の目上・年齢が上の人には「チャオ」はあまり使いません。
A dopo(ア・ドーポ)
「ドーポ」は「あとで」という意味のイタリア語です。と言うことで「ア・ドーポ」は「あとでね」という意味のイタリア語。このあと(同日中であうことが多いです)会う予定の人と電話をした際、切り際などに使います。
A presto(ア・プレスト)
「ア・プレスト」は「近いうちに」という意味のイタリア語です。ということで、「ア・ドーポ」よりも少し期間は空くものの、すぐにまた会う約束をしている人に対しては「ア・プレスト」を使います。
「ア・ドーポ」と「ア・プレスト」の違いは、日本でいう「あとでね」「またね」の違いのようなもので、人によっても感覚の差があります。是非相対する人の感覚に合わせて、言い分けてみてください。
イタリア語で「さようなら」
Arrivederci(アリヴェデルチ)
辞書で「さようなら」にあたるイタリア語訳を調べると、いの一番に出てくるのが「アリヴェデルチ」です。レストランやショップ、ホテルなどで店を出る際には、ほぼ間違いなくお店の人から「アリヴェデルチ」と言われることでしょう。
日本語で「さようなら」というと、なんだか突き放したような印象を持ってしまいがちですが、イタリアでは全くそんなことを心配する必要はありません。友人間でも気軽に「アリヴェデルチ」は使ってOKです。
Buona giornata (ブォナ・ジョルナータ)
直訳は「素敵な一日を」という意味のイタリア語で、夕方以降は「素敵な晩を」という意味の「ブォナ・セラータ(Buona serata)」という言い方になります。
どのような相手に対してもマルチに使えて、素敵な意味を持つイタリア語なので是非取り入れてみてください。
Addio(アッディオ)
これからしばらく会えなくなる人や、絶対に会えない可能性の高い人に使う「さようなら」が「アッディオ」です。こちらは日本語の「さようなら」のような、少々冷たくて、寂しげなニュアンスを持つ言葉なので、日常生活ではまず使いません。
しかし、映画や失恋ソング、CMなどでは良く耳にします。
Stammi bene(スタンミ・ベーネ)
「アッディオ」よりあたたかいニュアンスを持つ「さようなら」のイタリア語で、直訳は「私の為に元気でいてね」という意味です。
ホームステイや留学をした際、別れの挨拶にぴったり。是非覚えておいてください。
イタリア語で「また今度」
Ci vediamo(チ・ヴェディアーモ)
「ア・ドーポ」や「ア・プレスト」は次に会う予定がしっかり決まっている人に対して使うことが多いですが、特に予定がない人に対して「また今度ね」と言いたい時には「チ・ヴェディアーモ」を使います。
Ci sentiamo (チ センティアーモ)
直訳は「お互いに連絡し合いましょう」という意味のイタリア語で、日本語の「また電話するね」「また連絡するね」といった意味を持つイタリア語です。
日本でも別れ際に「あとでLINEするね!」「じゃ、また連絡するね!」と言って別れることが多いように、イタリアでもフランクな会話で気軽に使う別れのあいさつ。人にもよりますが、たいていは律儀にすぐに連絡しなくても怒られることはないのでご安心ください!(笑)
A domani(ア・ドマーニ)
「ドマーニ」は「明日」という意味のイタリア語です。ということで、学校や会社などで「また明日ね!」と言いたい時は「ア・ドマーニ」と言います。
ケースバイケースですが、担任の先生や上司にも「ア・ドマーニ」といって別れる人が多いです。是非周りに合わせて使い分けてみてください。
まとめ
イタリア旅行中や滞在中、「さようなら」の言い方に迷った場合はまずは「アリヴェデルチ」が一般的でオススメです。
しかし、慣れてきたらその他の言い回しを使うことで、より相手との距離をグッと縮めることが出来るでしょう!
是非色々覚えて使ってみてくださいね!
チャオ(バイバイ!)
★担当ライター:まこさん
★プロフィール:結婚をきっかけにイタリアに移住。ミラノ郊外で主婦業をする傍ら、週末は独身時代からの夫婦共通の趣味であった旅行を楽しんでいます。
こちらもあわせてどうぞ!