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【年齢】26歳 【僕のこと】大学生時代、アジアをバックパッカーで放浪し、卒業後は1年半のタイ駐在を経験。現在は世界中の文化・言語を扱うメディアを運営中。

ひつじ編集長。の海外ラボ!

本場イタリアのコーヒーの種類と特徴!イタリア人のコーヒー文化と合わせて解説!

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こんにちは!チャオ!イタリア在住のまこです。

 

「イタリアといえばコーヒー!コーヒーといえばイタリア!」という方も多いのではないでしょうか!?

 

ここでは本場イタリアのコーヒーの種類一覧と特徴を、イタリア人のコーヒー文化と合わせてご紹介します。

 

 

イタリアのコーヒー文化 

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飲む時間

ほとんどのイタリア人は朝昼晩の食事の後に“締め”としてコーヒーを飲みます。会社勤めの人は、午前休憩(11時頃)と午後休憩(15時頃)の時にも飲むことが多いです。

 

日本人と違うのは「ながら飲み」をしない点でしょうか。イタリア人は何かをしながらコーヒーを飲むことはまずありません。また、朝ご飯で食べるクロワッサンなどの菓子パンや、チョコ・ケーキなどの甘いものを除いて、基本的には何かと一緒にコーヒーを飲むこともありません。

 

イタリアにおけるコーヒーの立ち位置は、ちょうど日本でいう“湯飲みに入った緑茶”に近いように思います。

 

飲む回数

ほとんどの人が朝昼晩の「1日3回」飲みますが、カフェインの摂り過ぎを気にするイタリア人も多く、その人達は「朝だけ」ということが多いです。

 

飲む場所

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http://www.oishicoffee.com/europe/firenze_europecafe.html

 

たいていのイタリア人宅には直火式のエスプレッソメーカー(マキネッタ)があり、自宅での夕食後や来客の際はそれを使って家で飲みます。

 

外で飲んでも1杯1ユーロ程度なので、朝~日中の、あまりゆっくり時間が取れない時は、無理せず外で飲む人も多いです。外で飲む場合は“バール”と呼ばれるイタリア独特の立ち飲みカウンターと数席の椅子から成る小さなコーヒーショップに入り「くぃっ」と飲んでから会社や学校へ向かいます。

 

その他レストランや学校・会社の食堂で飲む場合もありますし、コーヒーの自動販売機があるのでそこで買って飲むこともあります。

 

先述のようにイタリア人は「ながら飲み」をしないので、基本的に店に「テイクアウトカップ」はなく、歩きながら飲んだり車を運転しながら飲んだりすることはありません

(自販機で買ったとしても自販機の前で飲み終えてから出発します)。

 

一方「締めのコーヒー」という概念は根強い為、寿司屋・中華料理店・ラーメン店どこに行っても最後に「コーヒー」を頼む人は多いです。

 

イタリアのコーヒーの種類

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日本で浸透しているコーヒー文化はアメリカ由来のものなので、イタリアに来たらほとんどの方が日本とのギャップに驚きを隠せないことと思います。

 

イタリアのコーヒー店バール)はエスプレッソマシーンのみ設置してある店が多い為、これを使ってマジックのようにあらゆるメニューを提供してくれます。

 

 

▼定番メニュー▼

エスプレッソ

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http://vaporhauschicago.com/product/espresso/

 

イタリア人にとって「コーヒー」といえばエスプレッソのことを指します。日本酒のおちょこサイズの小さなカップに豆の香りがぎゅっと詰まったエスプレッソはイタリア人の大好物で、水分量と同じくらいの砂糖を入れて飲むのがお約束です。

 

カップチーノ

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http://www.thegrind.cafe/store/p2/Cappuccino.html

 

エスプレッソの次に定番なのがカップチーノです。これはエスプレッソをスチームミルクで割ったもの。1日じゅう飲めるのですが朝ごはんに合わせて、たしなむイタリア人が圧倒的に多いです。

昼以降にカップチーノを頼んでいる人がいたらほぼ間違いなく外国人でしょう。コーヒー店では平日の朝は日本の「朝定食」のように「カップチーノとクロワッサンで2ユーロ!」といった看板を出す店も多いです。

 

カフェ・マキアート

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https://commons.wikimedia.org/wiki/File:2014_0508_Caffe_macchiato.jpg

 

エスプレッソにちょこっとだけスチームミルクを注いだものを「カフェ・マキアート」といいます。なんとなく「甘そう」「キャラメル味がしそう」といった印象をもたれる日本人も多いかと思いますが、日本で人気の「キャラメルマキアート」等とは全くの別物ですのでご注意を。

カフェ・マキアートはカップもおちょこタイプですし、砂糖は1㎎も入っていません。エスプレッソが主流のイタリア人ですが、味に変化をつけたい時や少しだけ胃の負担を減らしたい時にカフェ・マキアートを注文します。

 

カフェ・オルゾ

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https://caffeportofino.it/caffe-di-orzo-fa-male/

 

カフェインの摂り過ぎを気にするイタリア人に人気なのがこのカフェ・オルゾ。日本でいう「大麦コーヒー」で、味はほとんど普通のコーヒーと変わりませんが、ノンカフェインタイプなのでカフェインを気にせず楽しむことができます。昼以降のコーヒータイムはカフェ・オルゾにするイタリア人も多いです。

 

▼意外に人気がないもの・・・▼

カフェラテ

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https://kitchen.nine.com.au/2016/12/08/16/29/caffe-latte-mousse-cups

 

カップチーノとカフェラテの違いって何!?」と尋ねられることがあるのですが、おそらくイタリア人もよくわかっていません(笑)!!

・・・というくらい、意外にもイタリア人の間ではカフェラテはあまりなじみがない飲み物です。カフェラテを頼んでも半分以上の確率でカップチーノが出て来るでしょう(笑)。

一応、ヴェネチアの老舗カフェ「フローリアン」がカフェラテ発祥の店とされており、ドリップコーヒーをミルクで割ったもの(つまりミルクコーヒー・カフェオレ)をカフェラテと呼んでいますが、一般のコーヒー店にはドリップコーヒーマシーンがないので、カフェオレをつくるのは至難の業なのです。

 

カフェ・アメリカーノ

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https://www.ninjakitchen.com/recipes/search/0/all/100806/cafe-americano/

 

アメリカンコーヒーのことをイタリア人は「アメリカ人のコーヒー」を意味する「カフェ・アメリカーノ」と呼んでいます。このメニューはドリップコーヒーマシーンのないイタリアのコーヒー店ではメニュー表にはまず載っていないのですが、頼めば絶対に作ってくれます!

というのも、エスプレッソをお湯で割るだけだからです。イタリアには「ブレンドコーヒー」「アメリカンコーヒー」といった概念はなく、私たちが一番なじみのある、いわゆる「ブラックコーヒー」を飲もうと注文すると、エスプレッソをお湯で割って出されます。もしくはエスプレッソとお湯が出されます。

 

カフェ・モカ

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https://www.tullys.co.jp/menu/drink/coffee/cafe_mocha.html

 

日本人に大人気のチョコレート入りコーヒー「カフェ・モカ」は、イタリアには全く同じものがありません。強いて言えばエスプレッソにチョコレートシロップを垂らした「カフェ・マロッキーノ」というものがありますが、量が全く違います。そのため、もしカフェ・モカに近いものが欲しい場合はカップチーノを頼んでからチョコレートシロップをかけてもらえるかどうか尋ねる必要があります。

 

まとめ

イタリアでは街歩きのお供にもってこいのテイクアウトカップが浸透していなかったり、キャラメル・抹茶などのフレーバーラテが無かったりする為、不自由に感じることもありますが、その分どのコーヒー店に入ってもこれまで味わったことのないような究極の一杯に出会うことができます。

コーヒーの違いが分からない方でも、出されたコーヒーの匂いを嗅いだ瞬間に

「これは違う!」と間違いなく思うハズ!!

是非本場ならではのコーヒー文化も楽しみに、イタリアにお越しください♪チャオ!!

 

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