イタリアと言えばファッションと美食の国!最先端のファッションアイテムや絶品イタリアンの数々を楽しみにイタリアを訪れる方も多いのではないでしょうか?また、イタリア人はフランス人と並んで、ファッションと食へ関心が非常に高いことで有名。滞在される方は、イタリア人からショッピングや食事に誘われる機会も多いかと思います。
そこで、ここでは旅行や滞在でイタリアを訪れる方が最もよく使うであろう、お会計にまつわるイタリア語のフレーズの数々をご紹介したいと思います。
イタリア語で「お会計お願いします。」
Il conto, per favore(イル・コント・ペルファボーレ)
一番現地の人に使われている「お会計お願いします」はこちらのフレーズ。
「Il conto」はイタリア語で「伝票」のこと。「per favore」は「お願いします(ください)」のことで、直訳すれば「伝票お願いします(伝票ください)」となります。
イタリアのお会計はほとんどが席で行いますので、食事が済んだら店員に「イル・コント・ペルファボーレ」と言って伝票を持って来てもらいましょう。
他のシチュエーションで使える「お会計お願いします。」
前会計のレストランで
〇〇(←欲しいもの),ペルファボーレ
イタリアは基本的にはレストランもカフェも後会計ですが、ジェラート店やファストフード店の場合、前会計のことがあります。その場合は先ほどの「ペルファボーレ(お願いします・ください)」を使って「〇〇(←欲しいもの),ペルファボーレ」と言えばOKです。
ショッピングで
Prendo questo(プレンド・クエスト)
例えばお買い物に行った際、チョコレートを手に持ちながら、レジに行って「チョコレートください」と言うのは少々違和感がありますよね?・・・そう!既に購入予定の物を手で持っている場合は「〇〇・ペルファボーレ」でも通じますが、日本語の「これください」にあたる「Prendo questo(プレンド・クエスト)」を使った方がより自然な会話となります。是非覚えて使ってみて下さい!
お買い物で使えるフレーズ
レシートが欲しいときは?
La ricevuta, per favore(ラ・リチェブータ・ペルファボーレ)
「レシートください」は、「La ricevuta, per favore(ラ・リチェブータ・ペルファボーレ)」です。サッカーの長友選手の奥様でタレントの平愛梨さんが、記者から好きなイタリア語を聞かれた際に答えたフレーズとして、一時話題になったこの言葉。実は、イタリアではとっても重要なフレーズなのです!
というのも、イタリアでは法律で店は必ず「レシート(ラ・リチェブータ)」を渡すことが義務づけられており、客もそれを必ず受け取らなければならないことになっています。
店の脱税対策や客の無銭飲食・万引き等を取り締まる為に導入されている制度なので、レシートをうっかりもらわないと厄介なことに巻き込まれてしまうかも・・・。基本的には何も言わなくてもレシートはもらえますが、もしもらえなかった場合は必ず「ラ・リチェブータ・ペルファボーレ」と言って受け取ってください。
レジ袋が欲しいときは?
Un sacchetto, per favore(ウン・サケット・ペルファボーレ)
イタリアのスーパーや小売店では、環境への配慮からほとんどの店でレジ袋有料制度を導入しています。何も言わないとレジ袋はもらえませんので、欲しい時は「Un sacchetto, per favore(ウン・サケット・ペルファボーレ)」と言いましょう。
まとめ
最初は欲しいものや食べたいものを見つけたら、「指差し+ペルファボーレ(ください)」だけで十分!イタリア人のように陽気に楽しくお買い物や食事を楽しんでください!
ちなみに、イタリアでは10円程度の少額支払の時でもクレジットカードOK!自動販売機でもクレジットカードを使うことができます。現金をたくさん持っている方が危険ですので、ご注意ください。
皆さんのイタリア滞在がより充実したものになりますように!チャオ(バイバイ)!
★担当ライター:まこさん
★プロフィール:結婚をきっかけにイタリアに移住。ミラノ郊外で主婦業をする傍ら、週末は独身時代からの夫婦共通の趣味であった旅行を楽しんでいます。
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