「頑張れ」、良い言葉ですよね。
色々な場面で人に勇気を与えてくれたり、自分を奮い立たせてくれる言葉ではないでしょうか?みなさんは最近誰かに「頑張れ」と言いましたか?
この「頑張れ」ですが、日本語と同じようにインドネシア語にもこの様な言葉はあります。今回はこの「頑張れ」をインドネシア語では何と言うのかをご紹介します。
インドネシア語で「頑張れ」
インドネシア語で「頑張れ」はスマンガット(Semangat)と言います。
この単語を発音する際気をつけたいのが、Semangatの末尾の「t」をほとんど発音しないこと。聞き慣れてくると、「トゥッ」という音が微かに聞こえます。
インドネシア語で「頑張れ」は「スマンガット」がもっとも一般的ですが、他にも「頑張れ」にあたる言葉が実はたくさんあります。
こんなにもたくさん「頑張れ」のバリエーション
スモガ サクセス(Semoga sukses) 「幸運を祈る」
- Semoga:祈る
- Sukses: 幸運、出世する
スモガ ブルントゥング(Semoga beruntung) 「幸運を祈る」
- Semoga:祈る
- Beruntung:運の良い、幸運な、ラッキーな
スモガ ブルハシル(Semoga berhasil) 「成功を祈る」
- Semoga:祈る
- Berhasil:成功する、生産する
テタップ ブルスマンガット(Tetap bersemangat) 「その調子で」
- Tetap:変わらない、常に
- Bersemangat:魂のある、やる気のある
「〜を頑張って」
さらに「スラマット(Selamat)〜」で、「〜を頑張って」と言う意味になります。
スラマット ブラジャール(Selamat belajar) 「勉強頑張って」
- Belajar:勉強
スラマット ブクルジャ(Selamat bekerja) 「仕事頑張って」
- Bekerja:仕事
「ヤ」(ya)を付けると「〜ね」の様な意味に
ちなみに全ての言葉の後に「ヤ」(ya)を付けると「〜ね」の様な意味になります。
- スマンガット ヤ(semangat ya) = 「頑張ってね」
- スラマット ブクルジャ ヤ(Selamat bekerja ya) = 「仕事頑張ってね」
さらに、文章の最初か最後に、バパック/パック(Bapak/Pak)「年上の男性、おじさん、お父さん等」, イブ/ブ(Ibu/Bu)「年上の女性、おばさん、お母さん等」などを付けると少し丁寧な印象になります。
- スマンガット ヤ、 バパック(semangat ya,bapak) = 「おじさん、頑張ってね」
- スマンガット ヤ、 イブ(semangat ya,ibu) = 「おばさん、頑張ってね」
まとめ
日本語でも同じ「頑張って」という意味でも色々な場面や状況ごとにさまざまな言い方がありますよね。インドネシア語でも同じです。是非色々な場面で自分に、そして大切な人に言ってあげましょう!では皆さん、「スマンガット ヤ!」(Semangat ya!)
★担当ライター:コマンさん
★プロフィール:これまでのこと:会社の転勤でインドネシアに赴任。その後、職を変えながら約8年間滞在。現在は日本在住でインドネシア語のレベルを上げる為勉強中。先生はインドネシア人の妻。
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