日本の場合だとお会計する際はレジにいき現金やカードで支払いをするのが一般的なスタイルですが、中国の場合だとレジがないところも多いので自らが店員に対して「会計をしたい」意思表示をしなければいけません。
そこで今回は中国でお会計するときに使えるワードをご紹介たいと思います。
- 中国で最もポピュラーな「お会計お願いします」
- 屋台や市場でよく使う「お会計お願いします」
- お会計したいけど店員さんが気づいてくれない。。。。そんな時は
- 複数人との食事の時に使えるお会計フレーズ
- 支払は現金だけ?カードで会計できるかききたい時は
- 領収書発行してもらいたい時に使えるフレーズ
- まとめ
中国で最もポピュラーな「お会計お願いします」
结账 jié zhàng じえじゃん
买单 mǎi dān まいだん
中国人が「お会計お願いします」という場合大体この2つを使います。主にレストランなど食事の場面では结账・买单(じえじゃん・まいだん)どちらも良く使われますが、それ以外の場合(例えば買い物や企業間のやり取りなど)は结账(じえじゃん)を使った方が良いです。ちなみに「结账(じえじゃん)」は中国語標準語、「买单(まいだん)」は中国語広東語由来という違いもあります。
屋台や市場でよく使う「お会計お願いします」
多少钱 dūo shǎo qián どぅおしゃおちえん
屋台や市場でお会計をすます場合は「いくらですか」と直接聞くパターンが多いです。市場であれば「いくら?」と聞いて購入したい場合は支払い、したくない場合は支払わない、そういった感じです。
お会計したいけど店員さんが気づいてくれない。。。。そんな時は
服务员 fúwùyuán ふーうーゆえん
中国だと、お会計したいけど店員さんが近くにいなかったり、いても周りがうるさくて気づいてくれなかったりする場合があります。そんなときは、片手を大きく上げて挙げ、気づいてもらうまで「服务员(ふーうーゆえん)」と大きく叫びましょう。会計でなくても店員さんを呼ぶときもこの方法を使うのがベストです。
複数人との食事の時に使えるお会計フレーズ
请客 qǐng kè ちんく
AA えーえー
「请客(ちんく)」は奢りますという意味です、「AA」はここ最近できた言葉で割り勘という意味です。Algebraic Average 代数平均 が由来とされています。中国ではここ最近割り勘派も出てきましたが、やはり全額出すか出してもらうか派が結構います。割り勘をすることをケチ臭いと考えるからです。ただし全額出すか出してもらうか派の人と買物や食事するときは基本ずっと出してもらう、出し続けるのではなく、この前全額出してもらったから次は自分が全額出すというのが暗黙のルールなので注意してください。
支払は現金だけ?カードで会計できるかききたい時は
刷卡可以吗? shuā kǎ yǐ ma しゅあかー くーいーま?
「カード支払いできますか?」という意味です。「卡(ka)」がカードの意味です。「可以吗?(くーいーま?)」はいいですか?できますか?という意味です。ですのでVISAカード使えますか?と聞きたいときは「刷VISA卡可以吗?(しゅあVISAかくーいーま?)」となります。いろいろな答え方がありますが「不(ぶ)」という音が聞こえた場合はNOの返事です。ちなみに中国ではVISAカードで支払いできるお店はありますが多くはありません。VISAカード対応と書かれているお店であっても支払い端末がエラーを起こすなどして支払えない場合も多々あります。中国でカード支払いする場合は銀聯カードを使うのがメジャーです。カード決済派の方たちは注意してください。また中国ではここ最近は電子マネー決済が主流です。特にアリババの運営する「支付宝(アリペイ)」とテンセントの運営する「微信支付(ウィチャットペイ)」を利用している中国人が多いです。
領収書発行してもらいたい時に使えるフレーズ
请开发票 qǐng kāi fā piào ちんかいふぁーぴぃあお
「領収書ください」という意味になります。发票がレシートという意味で发票というだけでも通じます。
まとめ
いかがでしたか?会計時の対応が日本と異なる点が多々あるので慣れないうちはうまくいかないことも多々あるかもしれませんが、中国に旅行に行かれる際はぜひとも参考にしてみてください。
★担当ライター:Kにいさん
★プロフィール: 大学在学中の中国交換留学を機に猛勉強し中国の大学院に進学。現在はフリーで中国語を生かした仕事をしながら毎月一度のペースで日本と中国を行き来しています。
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