※今年の2月に書いて下書きに眠っていた記事を公開します。
僕のベトナムに対するイメージは、原動機付き自転車が9割5分を占拠する。生まれ初めて見た道に溢れんばかりの原付たちが深く脳裏に焼きつく。
同じ東南アジアでも、タイとは少しだけ空気感が違っている。
枯れ葉剤の傷は50年近く経った今でも癒えることはない。悲惨な戦争から立ち直るため、今でも植林活動が行われていた。
戦争の尾は現代にも続く。
兵士たちの遺物だ。物質はこの世に残り続けるが、彼らの魂は消えてしまった。
世界遺産、ホイアン。雨のよく似合う風景が僕を出迎えてくれた。
東南アジアらしく、市場には色とりどりの食材が並ぶ。
太古の人々も、同じ景色を見たのだろう。
そしてベトナムと言えば、やっぱり「フォー」。たっぷりの野菜と、平たいライスヌードルが、食欲をこれでもか、というほどに刺激する。これを食べるためだけにベトナムに行く価値があると言っても怒られないだろう。
撮影機材:FUJIFILM「XE-1」
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