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微笑みの国タイと、経済大国日本の幸福度について考えてみた

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世界GDPランキング第3位の日本は、とてもお金持ちの国だと言われてきました。一方でタイは日本より遥か下の27位です。多くの日本人がタイに対して持つイメージは、いわゆる「発展途上国」というイメージではないでしょうか。正直僕はそうでした。しかし、幸福度という指標に焦点を当ててみてみると、タイは33位、日本は53位です。(世界幸福度報告 - Wikipedia)なぜ経済的に豊かで、お金持ちなはずの日本人が、発展途上国とされるタイよりも「幸せではない」のでしょうか。今日はその理由を考えてみます。

 

 

お金を稼くほど不幸になる?

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お金が人々の幸福度に影響を与えることは間違いありません。実際「世界幸福度ランキング」でも幸福度を測る指標の一つとして、GDPを使用しています。そのGDPを基にすると、日本はタイよりも幸福度が上位に位置すべきなのですが、結果的にタイよりも、幸福度は下位になっています。

またタイ国内だけで見ても、バンコクGDP、No.1(https://f.ptcdn.info/743/003/000/1364838028-gdp20ranki-o.gif)であるのにもかかわらず、幸福度は最下位です。(タイ】県別幸福度ランキングでやっぱりと意外の声|グローバルニュースアジア -Global News Asia-)。

お金を稼げば稼ぐほど、選択肢も増え、欲しいものも買うことができ、幸福度が増すような錯覚がありますが、これらのデータから、お金を手にするだけでは、幸福を味わうことができないと言えます。

 

 お金がなくても幸せ?

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ではお金がなくても幸せか?というと、そうでもないことに気づきます。例えば、僕が社会人を初めて半年の頃、奨学金の返済と、家賃の支払いで、ジュース一本も買えない状況になりました。あの時確かに「幸せ」だとは言えませんでした。またインドでは、物乞いの親が子供の腕を切り落とすことがあるそうです。腕がない方が、より多くの同情を集め、より多くのお金を分け与えてもらえるからだそうです。こんな状況は決して幸せだとは言えないでしょう。お金がないことが招いた不幸です。お金がなくても幸せだというのは、間違いだと言えます。

 

底なしの欲望が幸福度を妨げる

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お金があっても必ず幸福になれるわけではなく、お金がないと、不幸を招く。

じゃあ幸福度を上げるにはどうすればよいだろうか。僕なりに辿りついた結論は「足るを知る」ということです。

例えば、バンコクで国内1、GDPが高いにも関わらず、国内1、幸福度が低い都市です。バンコクはタイの首都であることから、国内の知識や富が集まります。当然自分より、綺麗でかっこよくて、お金持ちな人がたくさんいます。そんな彼らと自分を比べると、自己への満足度は相対的に下がり、「もっと綺麗になりたい、かっこよくなりたい」、「もっとお金持ちになりたい」という欲望が湧き上がり、不要な競争を生む事になります。その過程で肉体的、精神的に消耗し、幸福度を低下させるのです。

一方タイの田舎の人々はというと、平日の昼間から毎日仲間たちと酒盛りをし、歌を歌っています。「あなたは幸せですか?」って聞いて回ったわけじゃないけど、彼らはバンコクや東京の人々よりも幸せそうに見えます。実際、タイ国内で幸福度が上位なのは、金銭的に豊かではない、田舎ばかりです。

バンコクや東京の人と比べると、田舎の人は良い服は着ていないし、物質的には満たされてるとも言いがたい。でも幸せなのは彼らのほうなんです。

 

まとめ

人は経済発展するために生まれてきたわけではなく、幸福を感じるために生まれてきたはずです。誰かが作り出した超競争社会に飲まれ、人本来の目的を忘れるべきではありません。人それぞれ幸せの基準は異なりますが、金銭的に豊かになったからと言って、必ずしも幸福になれると言えないことはたくさんのデータが示しています。むしろお金を稼ごうとするほど、無為な競争に巻き込まれ、不幸になると言えます。無いものに目を向けるのではなく、有るものに目を向けることが幸福度を上昇させる第一歩なのではないでしょうか。

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